10月13日は『さつまいもの日』イモを求めて三千里。計9種の焼き芋を都内食べ歩きしてみた。

赤羽(Akabane)

10月13日。この日が何の日かご存知でしょうか…そうです、この日は『さつまいもの日』(#1)なんです!日頃からサツマイモにはお世話になっている立場でして、これは何かせねば!と思った次第です。そこで今日は。

10月13日は『さつまいもの日』

日頃の感謝を込めて..東京都内をさつまいも行脚してみた。

題して「さつまいも行脚の旅in東京」

旅のザックリしたルート
某スーパー→麹町『えぬけいふーど』→豪徳寺『やきいも専門店ふじ(#2)』→100円ローソン→豪徳寺駅前にて焼き芋屋台

旅の感想を言ってしまうと、焼きたてホヤホヤの焼き芋よろしく心温まるハートフルな行脚となりました。やはり旅はいいですねぇ..見慣れない風景にまだ見ぬ人との出会い。人生に新鮮味を与えてくれます。

某スーパーにて購入!茨城かいつかの紅天使&ハロウィンスィート

ということで早速旅の始まりです。そしていきなりカミングアウトですが、私、この時点で今日が「サツマイモの日」だということに気づいておりませんでした。いつものようにジムへ行き、いつものように焼き芋を買う。ちなみに購入したのは「茨城かいつか 紅天使」(1枚目)と「ハロウィンスウィート」(2枚目)という品種です。

茨城かいつかの紅天使 焼き芋
ハロウィンスウィート 焼き芋

紅天使はリアルに天使です。ちょっと置いただけで甘い蜜が染み出てくるほどの糖度で、甘さで言えばトップクラス。一方のハロウィンスウィートは、色もさることながら、食感や味も甘いカボチャのような風味でしてホクホク&濃厚な味わいが楽しめます。どちらもレジの店員さんが太鼓判を押していましたね。

麹町『えぬけいふーど』に上陸!もまさかの閉店でした..

えぬけいふーど

午後の部。風のうわさで「サツマイモの日」だと知った私は、急いで本格的にさつまいも行脚を決行。そしてまず向かった先が、新宿の近く麹町にある『えぬけいふーど』でした。しかし旅はしょっぱなから暗礁に乗り上げます。『えぬけいふーど』さん、営業日で時間内でしたが閉まってました!午前中で売り切れてしまったのでしょうか、とても残念です。

めげずに世田谷豪徳寺へ!『やきいも専門店ふじ』に上陸!

焼き芋専門店 ふじ 世田谷 

一度はセブンイレブンに駆け込み、焼鮭(やけ酒ではない)とゆで卵を決め込もうかと思いましたが、そこはめげずにブラックコーヒーを胃に流し込む私。お次は世田谷は豪徳寺へ移動しました。すると今度こそバッチリ開店しており、ホッと胸を撫でおろす私でした。『やきいも専門店ふじ』に到着です。店につくなり、目に入ったのは豪勢なメニュー。

焼き芋専門店 ふじ 世田谷 

なんとも豪華なキャストたちですね。そして私がこの日購入したのは、「宮崎産 紅はるか」「宮崎産 パープルスイートロード」「徳島産 鳴門金時里むすめ」「石川産 五郎島金時」の4つ。

鳴門金時里むすめ

鳴門金時里むすめ
パープルスイートロード

パープルスイートロード
紅はるか

紅はるか
五郎島金時

五郎島金時

それぞれの品種の味を紹介していると何万字使うかわからないので、気になる!という方は実際にお店に行ってお買い求めください。どれも粒ぞろいで甲乙つけがたいですが、個人的にこの中で一番好みなのは「鳴門金時里むすめ」ですね。甘さとホクホク感がベストマッチでした。

そして、100円ローソンへ

100円ローソン 焼き芋 安納芋 味

100円ローソンの焼き芋(左)と安納芋(右)

『やきいも専門店ふじ』を後にして、しばらく周辺をうろついていると、なんと100円ローソンがあるではありませんか。何を隠そう、100ローにも焼き芋が売っているのです。そこで購入したのが「焼き芋(品種不明)」「鹿児島産 安納芋」の2つ。これら合わせてたったの324円(税込)。私も実は週2~3くらいは100ローの焼き芋のお世話になっております。

帰途、駅前にて焼き芋屋台と巡り合わせる

※おじいさんに撮影許可はいただきました

東奔西走しつつも鱈腹焼き芋を食べたところで、「さあ、帰ろう!」と歩き出す。豪徳寺駅付近に差し掛かったとき、ふと懐かしいようないい匂いが。クンカクンカ、これはアントシアニンが焼ける匂いだ…ということで最高のタイミングで焼き芋屋台と遭遇。この時点で満腹でしたが、最近では屋台をめっきり見かけてなかったのもあっておじいさんに話かける。

赤羽(Akabane)

屋台の焼き芋屋さんって最近見かけないので嬉しいです。今日って、10月13日(サツマイモの日)だからこちらにいらっしゃるんですか?
え、そうなんですか?知らなかったですね(笑)私はいつでもやってますよ。焼き芋お好きなんですか?

屋台のおじいさん

とこんな感じで焼き芋トークが数分弾んだり。こういうちょっとした出会いが旅の乙なポイントですよね。そしてお目当ての焼き芋たちも購入しておじいさんともお別れしました。

紅はるか、紅あずま

こちらが屋台の焼きいもたち。種類は「紅はるか」と「紅あずま」ですが、何とも無骨な感じが屋台芋の醍醐味ですよね。ちなみに焼き芋屋さんの石焼き芋、超絶美味しかったです。「紅はるか」「紅あずま」それぞれのホクホクさ加減と風味がこれでもかというくらい合っていました。紅あずまのカラメルのような香ばしい風味と酸味の融合、紅はるかの突き抜けた甘さと潤い、どちらも絶品という他ありません。

旅のまとめ

といったところで、今回の旅のまとめ。合計9種類ものサツマイモを美味しくいただきまして、総額たったの3000円ほど。何とコスパがよろしいことでしょう…飲み会を一回パスすればこんな素晴らしいツアーができるという。

赤羽(Akabane)

素晴らしい旅でした。サツマイモへの感謝表明のつもりが、また一つサツマイモに救われてしまいましたね。そして今回の旅程で出会った方々、ありがとうございました。いずれ無駄に多い高層ビルをぶち壊してサツマイモ畑を開墾!みたいなことができたら本望ですね。

参考文献&引用

#1 さつまいもドットコム『10月13日はさつまいもの日』
http://www.satumaimo.com/1013-satumaimo-day.html「2018年10月13日アクセス」

#2 焼き芋専門店ふじHP
http://f-yakiimo.com/「2018年10月13日アクセス」