ダークトライアドの核を成す要素「ダークファクター」を診断する短縮版テスト16問をやってみよう

シンプルイズベスト, 人間心理, 健全な人間関係を築く, 実践編

ダークトライアドの核を成す要素「ダークファクター」を診断する短縮版テスト16問をやってみよう

ダークトライアドの核を成す要素「ダークファクター」を診断する短縮版テスト16問をやってみよう

今回は「ダークトライアドの核を成す9つのダークファクターを診断してみよう」というお話です。
 
 
まずはダークファクターについての前回のおさらいからザッと見ていきましょう。
 

ダークファクターとは?ダークトライアドとの関係は?

ダークファクターとは、社会的に嫌われがちな3つの性格特性を表したダークトライアドを更に細かく9つまで分類したものです。
 
 
出典元は2018年にウルム大学の教授らが発表した研究(#1)で、ダークトライアドの中核をなす9つの「ダークファクター」とそれに共通するコンセプトがある!ということを示してくれています。
 
 
ちなみにダークファクターはザっと次の9つです。

 

9つのダークファクター
  • エゴイズム:他人やコミュニティを犠牲にしてでも、自分の立場や快感を最優先するタイプ
  • エンタイトルメント:「自分はもっと評価されるべき人間だ」「選ばれし人間だ」といった根強い感覚を持つタイプ
  • サイコパシー:愛情や自制心、他人への共感能力が著しく欠如していて、衝動的に行動しやすいタイプ
  • サディズム:自分の快感や支配力の誇示、欲求などのために他人を心理的、物理的、性的にいたぶるタイプ
  • スパイトフルネス:たとえその行動が自分に何か不都合を伴っても、社会的、経済的、肉体的に他人をいたぶることを優先するタイプ
  • セルフインタレスト:地位や名誉、学歴や所有物など社会的に価値を置くモノの為なら手段を選ばず追求していくタイプ
  • ナルシシズム:いわゆる「自分大好き人間」で、自分を高めたりよく魅せる為なら手段を選ばず追求していくタイプ
  • マキャベリズム:自分の利益の為なら他人を操ったり、冷酷な態度をとっても構わないと考えるタイプ
  • モラルディスエンゲイジメント:倫理的、道徳的に外れた根強い考えを持つタイプ
 

もともとダークトライアドに含まれた「サイコパシー」「ナルシシズム」「マキャベリズム」に6つの性格特性が加わった形になります。
 

ダークファクターを診断する最短縮版16問をやってみよう

ではここから、実際にダークファクター度診断テスト(#2)をやってみましょう。これは2018年に件の研究(#1)を発表した研究チームが作成したもので、9つのダークファクターに関する質問が織り込まれています。
 
 
早速問題に答えてみましょう。

 

採点ルール
  • 1…全く当てはまらない
  • 2…あまり当てはまらない
  • 3…どちらとも言えない
  • 4…やや当てはまる
  • 5…よく当てはまる
ダークファクター16問
  1. 仕返しは直ちに行われ、ひどいものであるべきだ(Payback needs to be quick and nasty.)
  2. 他人を傷つけるのは心がひどく不快になる(Hurting people would make me very uncomfortable.)
  3. 自分自身の歓びこそ最も大事な問題だ(My own pleasure is all that matters.)
  4. それによって嫌いな人間が大きなダメージを受けるのであれば、進んで一発仕打ちを行う(I would be willing to take a punch if it meant that someone I did not like would receive two punches.)
  5. 誰も自分を気に掛けてくれないのに、どうして他人を気遣わなければいけないのだろう?(Why should I care about other people, when no one cares about me?)
  6. 大抵の人間は敬意をもって接されるに値する(Most people deserve respect.)
  7. 他人に対して卑劣な態度で接するのがどのように面白いのか理解できない(I cannot imagine how being mean to others could ever be exciting.)
  8. 自分に盾突く人間は後悔することになるだろう(People who mess with me always regret it.)
  9. 誰かが苦しんでいるのは見ていられない(It is hard for me to see someone suffering.)
  10. 自分のゴールを達成することを追究するあまり他人を傷つけないように気遣うことに理解がある(I make a point of trying not to hurt others in pursuit of my goals.)
  11. 他人を侮辱することはしないようにしている(I avoid humiliating others.)
  12. 他人に対して優勢な立場を取るために利用できる情報は留めておくのが賢い(It’s wise to keep track of information that you can use against people later.)
  13. 虐げられる人間は大抵何かそれに値するようなことをしている(People who get mistreated have usually done something to bring it on themselves.)
  14. 自分のすることで他人を苛つかせていたら申し訳ないなと思う(I feel sorry if things I do upset people.)
  15. 特別になることや不誠実であることより、結局は謙虚で正直であるほうが良い(All in all, it is better to be humble and honest than important and dishonest.)
  16. たとえ共に地獄に堕ちようとも、他人を苦しめたいと思うことがある(I would like to make some people suffer, even if it meant that I would go to hell with them.)
 

一通り質問に答え終わったら、これを実際に研究チームが公開しているテストページで入力してみましょう。ページを開くとまず言語選択が出るのですが、ここでは日本語がありません。問題の順番もランダムみたいなので、英語を選択しておきましょう。
 
 
そしてテストは16問、35問、70問の3バージョンがあるので、ここでは16問を選びます。すると問題が始まるので、上で回答した問いにマッチする答えを埋めていってください。
 
 
回答が終わると、このデータは研究に使われるので、国籍や性別などを問われます。で最後に次のような結果が貼りだされます。

 

 

ご覧の通り、「スコア(Your Score)」と「ランク(Your Rank)」が高い程「ダークファクター」レベルも高いという解釈になります。どうやら私からはダークファクターが微塵も感じられなかったようですね(笑)

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赤羽(Akabane)

ということでひと手間かかってしまいますが、興味のある方は是非一度お試しください。英語が分かる方は直接ページに飛んでやっていただいたほうがよろしいかと思います。

ダークトライアドやダークファクターについてはこちらもどうぞ

参考文献&引用

#1 Moshagen, M., Hilbig, B. E., & Zettler, I. (2018). The dark core of personality. Psychological Review, 125(5), 656-688.

#2 Ulm University & University of Copenhagen, “Determine your Dark Factor“, accessed on 2nd Sep 2019.