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風邪を治すのに鼻から吸引する亜鉛スプレーや綿棒は危険?! その理由と事例を見てみよう

鼻から吸引する亜鉛スプレーや綿棒は危険?! その理由と事例を見てみよう

赤羽(Akabane)

今回は「スプレーで吸引するタイプの亜鉛は危険?!」というお話です。

風邪を治すのに鼻から吸引する亜鉛スプレーや綿棒は危険?! その理由と事例を見てみよう

亜鉛のスプレーは主に風邪の完治を早める目的で使用されて、通販なんかでも結構見かけるタイプです。

ではここからは、スプレータイプの亜鉛は危険!という主張について見ていきましょう。

鼻から吸引する亜鉛スプレーは嗅覚を失う危険性がある!?

これについては、2009年に米国食品医薬品局(FDA)が声明(#1)を発表していて、鼻から吸引する亜鉛スプレーや綿棒タイプを使わないように警告をしています。

理由としては、スプレーや綿棒で鼻から亜鉛を吸入する製品使った後に、鼻の奥が燃えるような痛みに襲われて、その後一時的や永続的に嗅覚を失うといった事例(#2)が報告されたから。こうした事例が100件以上にものぼって、危険だと判断されたみたいです。

アメリカFDAが実際に使用を禁じたのは、「Zicam Cold Remedy Nasal Gel」「Zicam Cold Remedy Nasal Swabs」「Zicam Cold Remedy Swabs Kids Size」という製品で、それぞれスプレーや綿棒、で鼻に直接塗布するタイプのものでした。

まとめ

まとめると、鼻から吸引する亜鉛スプレーや綿棒をあえて使う理由はなさそうです。

ただ、この問題に関するエビデンスがかなり少ないのも事実で、拠り所になっているのは患者たちの事例や幾つかの動物実験のみ。「触らぬ神に祟りなし」状態になっているのが現状ではないかと思います。

では最後に今回のまとめを見ていきましょう。

ポイント
  • 鼻から吸引する亜鉛スプレーや綿棒は焼けるような鼻の痛みや嗅覚障害を伴う危険性がある
  • ただ科学的な根拠は希薄で、患者らの症例報告と動物実験を拠り所にしている
  • 故に細かい部分はほとんど分かっていないので、あえて使う理由もないだろうという結論に落ち着く

こんな感じでしょうか。副作用がもっと軽度なら、細かいところまで調査してメリットとデメリットを天秤にかけてもいいと思います。ですが今回のケースのように副作用があまりに深刻なら、この位慎重でいいと思います。

赤羽(Akabane)

風邪の完治を早めるには経口摂取で舐めるタイプの「亜鉛トローチ」をお勧めしておきます。具体的な種類や用量については以下をご覧ください。

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参考文献&引用

#1 The New York Times. F.D.A. Warns Against Use of Popular Cold Remedy. accessed on 10th Oct 2019.

#2 Web MD. Study Links Zinc Nose Sprays, Loss of Smell. accessed on 10th Oct 2019.