【おすすめの種類・量も解説】風邪を早く治すには「亜鉛トローチ」が効果的!

【おすすめの種類・量も解説】風邪を早く治すには「亜鉛トローチ」が効果的!

赤羽(Akabane)

今回は「風邪には亜鉛トローチで対抗しよう!」というお話です。

【おすすめの種類・量も解説】風邪を早く治すには「亜鉛トローチ」が効果的!

亜鉛トローチとは、亜鉛の飲むサプリではなく舐めて溶かすタイプの錠剤で、海外では「Zinc Lozenge(亜鉛の錠剤)」としてよく販売されていますね。

ではその効果の程はいかに?ここからは詳しい効き目について見ていきましょう。

亜鉛トローチの風邪を治す効果ってどのくらいなの?

2017年にヘルシンキが発表したメタ分析(#1)では、7件のRCTから575名の患者を対象に、亜鉛トローチは風邪をどのくらい早く治してくれるの?というテーマを調べてくれています。

実験の中身はシンプルで、まず参加者らは次の2つのグループに分けられました。

  • 亜鉛トローチ:一日80~207mg以上の亜鉛の錠剤を舐める(酢酸亜鉛とグルコン酸亜鉛の2種類有)
  • プラセボ(偽薬):効き目のない偽の錠剤を舐める

中には【酢酸亜鉛トローチ vs. グルコン酸亜鉛トローチ vs. プラセボ】という比較をしているモノもありましたが、基本は上の通りです。

するとこの結果、次のようなことが分かりました。

結果
  • 亜鉛トローチは風邪を33%早く治した
  • 酢酸亜鉛トローチだと40%(完治まで:2.7日 vs. 7.3日)、グルコン酸亜鉛トローチだと28%(完治まで:3.6日 vs. 7.5日)も風邪の完治を早めた
  • 高用量でも低用量でも効果に差はなかった

まとめると、亜鉛トローチには風邪の完治を早める効果が見込めて、種類は酢酸亜鉛トローチが良いかもよ!という感じですね。

用量については、今回の対象になった80~207mg/日の間であれば効果に大差はなかったようで、うち5件が80~92mg/日なのでこの範囲でOKだと思います。

注意点・まとめ

今回の結果は、どれも二重盲検比較試験なので研究の質が高いです。しかも結果のバラつきが少なかったり、結果の信頼性はかなり高いと言えましょう。

ただし、亜鉛トローチを一日に飲む頻度は何回に分けるのがベストなのか?という問いには答えが出ていません。一応、13mgの亜鉛トローチを6回に分けて飲んでも風邪は45%早く完治するみたいですが..。

では最後に今回のまとめを見ていきましょう。

ポイント

  • 亜鉛トローチは風邪の完治を数日単位で早めてくれる
  • 種類は酢酸亜鉛、用量は80~92mgの間で舐めてみよう
  • 一日に何回に分けて飲むのがいいか?は分かっていない

こんな感じでしょうか。1~2週間で使用する分には副作用も報告されていませんが、ただ味はかなり不味いと評判です。そこは良薬口に苦し、ということで..(笑)

赤羽(Akabane)

お勧めの亜鉛トローチは以下に貼っておきます。これはAmazonよりもiherbで買ったほうがお得ですね。風邪で困っている場合はお試しあれ~

参考文献&引用

#1 Harri Hemilä. Zinc lozenges and the common cold: a meta-analysis comparing zinc acetate and zinc gluconate, and the role of zinc dosage. JRSM Open. 2017 May; 8(5): 2054270417694291.