集中して勉強するためにオススメの壁紙、それは『冬の風景写真』

2019年7月7日体の仕組み, 教育&勉強法

集中して勉強するためにオススメの壁紙、それは『冬の風景写真』

今回は「集中して勉強するために『冬の風景写真』がおすすめ!」というお話です。
 
 
参考になるのが、2017年にネゲヴ・ベン=グリオン大学が発表した研究(#2)でして、これは大きく2つの実験で構成されていました。
 

「冬の景色」を見るだけで認知機能がアップする?!という研究

雪 冬 景色 脳 認知機能

今回はその中から2つ目の実験をザっと見ていきます。
 
 
この実験は28人の女学生(履修の関係で参加)を対象に、まず彼女らを3つのグループに分けました。

 

  • 冬、雪の寒そうな風景を背景画像にタスクを続ける
  • 普通のアスファルトの風景を背景画像にタスクを続ける
  • 日差しが差すような暑そうな風景を背景画像にタスクを続ける

 

で各々のグループで前頭葉の認知タスク(矢印の向きの逆を辿るタスク)を行ってもらって、どのグループで最も集中できているか?を見ていったんですね。すると結果は次のようになりました。

 

  • 1の寒そうな風景グループが最も認知タスクの成績が良かった
  • 2と3は大体同じくらいの成績だった

 

どうやら寒い感覚のほうが暑さよりも脳のパフォーマンスを上げてくれるみたいです。ただ実験のサンプル数の少なさや性別の偏りもありますし、単純に冬が好きでモチベーションが上がっただけかもしれないのでまだハッキリと「どうしてなのか?」は断言はできません。

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赤羽(Akabane)

個人的には暑いよりもちょっと身が引き締まる寒さが一番集中できるなぁと。科学的な裏付けは弱めですが、「何だか勉強に身が入らない..」という方は、デスクトップ背景を冬の景色に替えてみるのもよろしいかと思います。是非に。

 

参考文献&引用

#1 Hancock P.A.,Ross, J. M.,Szalma, J. L.”A Meta-Analysis of Performance Response under Thermal Stressors.” Human Factors, 49, 851-877,2007.

#2 Halali E, Meiran N, Shalev I,”Keep it cool: Temperature priming effect on cognitive control“,Psychol Res. 2017 Mar;81(2):343-354.