中身のない格言をSNSでシェアしたがる人ほど知能が低い!という身も蓋もない研究

2019年3月28日ブログ運営者が考察してみた。, 人間心理

知能が低い人ほどスピリチュアルを信じがち!という研究がありましたが..

スピリチュアル 占い タロットカード

当ブログではたまに面白いと思った論文を取り上げてみるのですが、この前はこんな研究について書きましたね。

簡単に言うと、知能が低い人ほど中身のない格言っぽいモノやスピリチュアルにハマる傾向が見られたんですね。研究の質としてはやはりイマイチですが、なかなか面白い研究かと思います。
 

 

薄っぺらな格言をSNSでシェアしたがる人ほど認知能力が低い傾向に

SNS シェア 認知能力

といったところで、今回は最近出た似た筋の研究を共有。これは2018年にオーストリア、スロバキアの研究者らが発表した研究(#1)でして、ザっと以下のような実験を行ったんですね。
 

  • スロバキア人76名、ルーマニア人45名の計121名が対象(平均21.9歳)
  • オンラインで超常現象、代替療法、信仰の有無などのアンケートに答えてもらう
  • 中身が空っぽな格言、有意義な格言を評価してもらう

 
こうしてみると、内容はほぼ先述のスピリチュアル研究と同じ。薄っぺらい格言として「New Age Bullshit Generator」やスピリチュアル界の巨匠ディーパック・チョプラ氏の名言が使われているあたり正にそうです。

一方で有意義な名言には例えばこんな感じの格言が使われたようです。

一度水に濡れた人は雨を恐れない

こうして格言の奥に教訓や深い意味があるモノは“有意義である”と評価されます。一方で..

注意と意図は顕現の力学である

この手の格言(?)は“中身がない”といった判断。本当は素晴らしい名言なのかもしれませんが、正直私にはよくわかりませんでした。悔しい!ちなみにこの研究の結果、こんなことがわかりました。

 

  • 中身がない格言に共感、そしてそれをSNSで共有したがる人は認知能力が低かった
  • こうした人々は超常現象や代替療法、陰謀論を強く信じており、存在論的な混同がしばしみられた
  • 存在論的混同と宗教的な信仰があるほどシェアの割合が高かった

 

ということで、どうやら中身のない格言に共感してSNSにシェアしたがる人は知能が低い可能性がありそう。とはいえスロバキアとルーマニア人のみの研究ですし、客観的なデータではなかったりとなかなか一般化は難しい内容ではありますが。

こうした結果の背景に考えられるのは、知能が低いと特に楽に理解できる方へと流されていってしまうことでしょうか。科学なんかの学問と違って、占いなどスピリチュアルは非常にシンプルでとっつきやすいですからね。

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赤羽(Akabane)

まとめると、また面白い研究が出たなぁ~くらいに見ていただければよろしいかと。個人的にはある程度共感する内容ではありますが。

 

参考文献&引用

#1 Vladimíra Čavojová Eugen‐Călin Secară Marek Jurkovič Jakub Šrol,”Reception and willingness to share pseudo‐profound bullshit and their relation to other epistemically suspect beliefs and cognitive ability in Slovakia and Romania“,Applied Cognitive Psychology · November 2018.

# New Age Bullshit Generator
http://sebpearce.com/bullshit/」accessed on 31st Jan 2019.