中身のない格言をSNSでシェアしたがる人は知能が低い傾向にあるみたい。

2019年6月9日人間心理, 考察編

中身がない格言をSNSでシェアしたがる人は認知能力が低い傾向があったみたい

SNS シェア 認知能力

今回はちょっとセンセーショナルな研究を共有。これは2018年にオーストリア、スロバキアの研究者らが発表した研究(#1)でして、ザっと以下のような実験を行ったんですね。
 

  • スロバキア人76名、ルーマニア人45名の計121名が対象(平均21.9歳)
  • オンラインで超常現象、代替療法、信仰の有無などのアンケートに答えてもらう
  • 中身が空っぽな格言、有意義な格言を評価してもらう

 
ちなみに薄っぺらい格言として使われたのは、「New Age Bullshit Generator」やスピリチュアル界の巨匠ディーパック・チョプラ氏の名言だったようです。
 
 
例えば、有意義な名言としては例えばこんな感じの格言が使われたようです。
 

一度水に濡れた人は雨を恐れない[筆者訳]

 
つまり格言の奥に教訓や深い意味が感じ取れるモノは“有意義である”と評価される、と。一方で..
 

注意と意図は顕現の力学である[筆者訳]

 
この手の格言(?)は“中身がない”と判断されるようです。本当は素晴らしい名言なのかもしれませんが、私の理解はおよびませんでした。
 
 
では結果を見てみると、

 

  • 中身がない格言に共感、そしてそれをSNSで共有したがる人は認知能力が低かった
  • こうした人々は超常現象や代替療法、陰謀論を強く信じており、存在論的な混同がしばしみられた
  • 存在論的混同と宗教的な信仰があるほどシェアの割合が高かった

 

ということで、どうやら中身のない格言に共感してSNSにシェアしたがる人は知能が低い可能性がありそう。とはいえスロバキアとルーマニア人のみの研究ですし、客観的なデータではなかったりとなかなか一般化は難しい内容ではありますが。
 
 
こうした結果の背景に考えられるのは、普段から考える習慣がないと楽に理解できる方へと流さがちだからでしょうか。学問と違ってスピリチュアルは比較的シンプルで頭に入りやすいように思われます。

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赤羽(Akabane)

まとめると、あくまでセンセーショナルな研究だなぁ程度に見ていただければよろしいかと。中身があるかないか、も結局は主観によるところが大きいですし..。

参考文献&引用

#1 Vladimíra Čavojová Eugen‐Călin Secară Marek Jurkovič Jakub Šrol,”Reception and willingness to share pseudo‐profound bullshit and their relation to other epistemically suspect beliefs and cognitive ability in Slovakia and Romania“,Applied Cognitive Psychology · November 2018.

# New Age Bullshit Generator
http://sebpearce.com/bullshit/」accessed on 31st Jan 2019.