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2019年迎春。
新年が明けて2019年が始まりました。あけましておめでとうございます。この時期はあちこち出かけたりあれこれ忙しいですが、毎年年始にはちゃっかり多くの方が“新年の抱負”を立てますね。
今回はそんな“新年の目標”の話なんですが、皆さんは新年の目標を立てて見事達成できた試しはありますか?実際にアメリカの『U.S.News』の統計(#1)によると、新年の目標の80%が2月の2週目には失敗に終わってしまうのだとか。“新年の目標”はただの恒例行事にすぎず本当に達成できるかどうかは問題じゃない!なんていうイメージが根底にあるのかもしれませんね。
しかし出来ることなら立てた目標は着実に叶えたいもの。という事で2019年一発目はそんな新年の目標達成に役立つ情報を共有しておきます。ぜひご参考までに。
ハーバード式「新年の目標を達成するための7箇条」
ということで参考になるのがハーバード大メディカルスクールのコラム(#2)。このコラムでは“新年の目標”を達成するのに必要な7箇条をザっと書き出してくれております。
- 目標は大きく!
- 目標を小さなステップに細分化する
- 「何故変わる必要がある?」を考える
- 自分自身と約束する
- ゴールまでの道のりで自分にご褒美をあげる
- 過去から学べ
- 完璧に達成できなくても自分を責めず励まそう
目標は大きく!
ドでかい目標を抱くことで「これだけ大きい口叩いたんだから頑張ろう」と自分自身を奮い立たせられる。また大きな目標を公言することで周りが協力的になってくれることがあるとのこと。
目標を小さなステップに細分化する
次に重要なポイントがここ。先にある目標までの道のりが見えることで次の行動に移しやすくなる。この辺りは「If Then プランニング」が効果的なメカニズムと一緒で、次に取るべきアクションがすぐに分かるくらいまで細かく砕くのが大事なポイント。(例..痩せたい!→ジムへ通おう!→休日朝起きたらジムに行く!)
「何故変わるのが面倒なのか?」を考える
モチベーションを高めるために必須なステップ。今の習慣にこだわっている理由を探してみる。例えばタバコがやめられないのは、吸う快感があるから、など。このように、現状のままであり続けるメリットと、変わることで得られるメリットを比較してみる。
自分自身と約束する
次に目標達成を自分自分と約束する。紙に書き出すでもいいし、がっかりさせたくない周りの人たちに公言してみてもいい。これによって目標達成に責任感がうまれる。
ゴールまでの道のりで自分にご褒美をあげる
目標達成までご褒美を待つ、なんてことはしなくてもよい。ゴールまでの道のりで度々訪れる困難を乗り越える毎に小さなご褒美をあげよう。たとえば運動なら50000歩を達成したらお気に入りの曲を聴くとか。
過去から学べ
目標達成の途中では失敗はつきもの。大事なのはそこから何を学ぶか?だ。例えば仕事がある日に一度に30分動くのがキツかったなら、10分を3分割にしてみる、とか。時間がない分、通勤時には階段を積極的に使う、とか。
完璧に達成できなくても自分を責めず励まそう
完璧主義は捨てよう。自分が設定した通りに目標を達成できなくても、十分にゴールに近づいていることもある。何もしないよりははるかにマシである。たとえジムで30分ワークアウトのつもりが10分しか頑張れなかったとしても、その行動を有難いと思おう。
赤羽(Akabane)
参考文献&引用
#1 U.S.News,”Why 80 Percent of New Year’s Resolutions Fail”,accessed on 1st Jun 2019.
https://health.usnews.com/health-news/blogs/eat-run/articles/2015-12-29/why-80-percent-of-new-years-resolutions-fail
#2 Harvard Medical School,”Seven steps for making your New Year’s resolutions stick”,accessed on 1st Jun 2019.
https://www.health.harvard.edu/staying-healthy/seven-steps-for-making-your-new-years-resolutions-stick