朝30分のウォーキングだけでも血圧が改善されるかもしれない。

2019年4月14日ウォーキング(散歩), 考察編

一番簡単でメリット盛りだくさんな運動「ウォーキング」

散歩 ウォーキング 健康

当ブログでは運動を始めるにあたってウォーキングをまず勧めております。というのもランニングや筋トレと違って怪我の心配もないですし、その割に幅広い健康効果が確認されているからなんですね。ザっと挙げてみても、
 

  • 上下の血圧が改善
  • まあまあの減量効果
  • コレステロール値が改善
  • メンタル改善効果

 
というように安全かつ健康に良いことも認められていたり。詳しくは記事最後のリンクをご覧いただければと思います。
 

 

朝30分のウォーキングでも血圧が改善するかもしれない

ウォーキング 血圧

といったところで、今回はウォーキングの可能性について新たな知見を共有。これは2019年にオーストラリアの教授らが発表した研究(#1)でして、普段座りっぱなしな人がこまめにウォーキングをしたら血圧に効果あるのか?を調べてくれています。ザっと中身を覗いてみますと、
 

  • 普段座りっぱなしな肥満体型の高齢者67名を対象に(平均年齢67±7歳、BMI31.2±4.1 kg/㎡)
  • 間に6日以上間隔を空けて3つの実験*を行った
*3つの実験
 

こんな様子。ザックリ言うと、座りっぱなしと朝にウォーキングを挟むパターンで比べて、ウォーキングはこまめに挟むと降圧効果が高まるのか?を見たんですね。すると結果は、

 

  • 実験1と比べて、実験2、3は上下の血圧が優位に改善していた
  • 実験2よりも実験3のほうが血圧改善効果は高かった
  • アドレナリン、ノルアドレナリンは女性では低下、男性では逆に上昇していた
*血圧の数値
 

ということで、一番歩いた実験3で最も血圧が下がったようです。ここまでで座る時間を減らして歩いたほうが良いことは分かりましたが、更に詳しく見ていくと、
 

  • 歩く時間を延ばして降圧効果が得られたのは女性だけだった

 
こんなことが判明。原因は分かっておりませんが、研究チームは女性が閉経後で心疾患リスクが高かったためでは?とにらんでおられました。これは、閉経後に女性ホルモン「エストロゲン」が分泌されなくなって、肌や血管、骨など全身を若く保つ効果がなくなってしまうからです。

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赤羽(Akabane)

まとめると、高血圧だったり、座っている時間が長い方はとにかく歩いてみるとよさそう。ただし男女での効果差だったり、太ってない人や若者にも同じ効果があるかはハッキリしておりません。とはいえウォーキングが健康に良いのは間違いないので、座る時間が長い方はこまめに歩いてみるとよろしいかと。私もステッパーを踏みながら仕事をしたり歩きまくっております。

 

参考文献&引用

#1 Wheeler MJ, Dunstan DW,Ellis KA, Cerin E, Phillips S, Lambert G, Naylor LH, Dempsey PC, Kingwell BA, Green DJ,”Effect of Morning Exercise With or Without Breaks in Prolonged Sitting on Blood Pressure in Older Overweight/Obese Adults.“,Hypertension. 2019 Apr;73(4):859-867.