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うつ病になりやすい職業トップ10、そこから分かる❝ある共通点❞

2019年3月22日人生を強かに賢く生きるテクニック

うつ病になりやすい職業トップ10

仕事 職業 うつ ストレス

2014年にシンシナティ大学が発表した研究(#1)で、「うつ病になりやすい職業トップ10」が明らかになりました。これはアメリカのペンシルバニア西部で2002~2005年に雇用された労働者たちのデータを基にした研究で、かなり大規模な調査です。まずはランキングを見てみましょう。

 

  • 1位 鉄道業…(バス運転手など)
  • 2位 不動産業
  • 3位 社会福祉…(介護士など)
  • 4位 製造業…(宝石、貴金属、楽器製造など)
  • 5位 パーソナルサービス…(フォトスタジオ、美容師など)
  • 6位 司法のサービス
  • 7位 環境、住宅産業
  • 8位 会員制の組織…(労働組合などの組織)
  • 9位 証券、商品ブローカー
  • 10位 出版、印刷

 

 
どうでしょう、皆さんの勤めている職種はありましたか?この結果は、性別や年齢、業界ごとの医療コストといった結果に影響を与える要素を調整した上でのもので、まあまあ信頼が置けます。ただ、これはあくまでアメリカでの話ですので、そのままそっくり日本に当てはまるかと言われると微妙なところではあります。

さて、結局上で挙げた「うつ病になりやすい職業トップ10」に共通するモノとは何なのでしょうか?研究チームによる説明を引用します。

ペンシルバニア西部のうつ病になりやすいトップランクの職業をみてみると、州規模で次のような傾向が強く見られた。 ー 労働に見合わない報酬、感情労働、肉体的な活動が少ない  ー 裁量権が少なかったり、高いレベルの仕事を要求されたり、仕事による家族の軋轢が特にないにもかかわらず、だ。

こうした要素が、上のランキングに共通するモノだったようです。一言で表すとこうなります。

 

  • 顧客と頻繁に難しいコミュニケーションを取る必要があってストレスが強いわりに、体を動かす機会が少ない職業

 

では、逆に「うつ病になりにくい職業」ってどんなものなのでしょうか?有難いことに、この研究ではこちらにも焦点を当ててくれています。

 

  • 娯楽、レクリエーションサービス
  • 非金属鉱物製品(石、粘土、ガラス、コンクリなど)
  • 重量建築(道路、線路、橋など)
  • 石炭、炭鉱業
  • 輸送機工業

 

こうしてみると、納得のいく内容ではないでしょうか。ストレスがうつ病と深く関係しているのは周知の事実ですし、運動によるストレス発散効果やその他多くの病気の予防効果もエビデンスが豊富です。(このあたりの記事は追々更新していきます)

関連で、「人生を台無しにする危険な職場の10の特徴」という研究も記事にしておりますので、興味のある方は是非。

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赤羽(Akabane)

今勤めている職業がトップ10入りしていて、尚且つ働いていて辛いと思われる方は転職を考えてみてもいいと思います。今となっては終身雇用の時代も終わりに向かってますし…

参考文献&引用

#1 Wulsin L, Alterman T, Timothy Bushnell P, Li J, Shen R.”Prevalence rates for depression by industry : a claims database analysis.“,Soc Psychiatry Epidemiol,Vol.48,No.11,pp1805-1821,2014.