全日本さば連合会も推薦!『味の加久の屋 味わい鯖 水煮』
今回食べるさば缶は、味の加久の屋から「味わい鯖 水煮」です。
TVでも取り上げられていましたが、全日本さば連合会もイチオシの鯖缶で、お値段は450~500円くらい。
特徴は、さば漁獲量3位の青森の八戸漁港で獲れたさばを、その道のプロの方たちが手詰めで作り上げているという点。それなりに値が張るのも頷けます。
というわけで、早速開封して食べていきます。
パッケージの手触りからもう既に只ならぬ様子がしました。というのも、パッケージが和紙みたいな素材で出来ているのです。細部にわたってこだわりを感じますね。
開けた瞬間、フラッシュバックしたのは『木の屋石巻水産 金華さば 水煮』を初めて食べた時の記憶。脂の漂い方がそっくりだったのです。そして柔らかく、肉厚そうなサバの身。まごうことなき、垂涎ものの逸品でしょう。
身は部分によってはトロのように口どけが良いまろやかさでした。塩味は普通に効いていて、決して薄味ではないのですが、サバの身と上品にマッチしていました。
当サイトでも推しているSSKセールスのサバ缶よりも少し塩味が効いているくらいですね。普通は、塩味を全面に押し出すとどうしても味付けがしつこくなってしまいがちですが、この缶は上品さを保ちつつ塩味もしっかりアピールされている点が天晴れです。
赤羽(Akabane)
結論、激うまの逸品でした。多少お値段は張りますが、鯖缶を食べ慣れていない、もしくは多少高くても美味しい鯖缶が食べたい!という方は是非ご賞味あれ。
参考文献&引用
#1 池田陽子著『鯖 サバが好き! 旨すぎる国民的青魚のすべて』山と渓谷社、2018年。