赤羽(Akabane)
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タイムフレームワーク式プチ断食「リーンゲインズ」で無理なくバッキバキに?
まず「プチ断食とは何ぞや?」というところですが、これは断食のゆるいバージョンだという解釈でOKです。詳しくは以下をザっとご覧いただくとよろしいかと。
近年ではカロリー制限と同等のダイエット効果が報告されていたり、寿命が延びるかも?と考えられていたりするし、やってみて損はなさそうです。
『プチ断食 入門編』大まかな種類とその健康効果を3分で知る。マッチョな栄養コンサルタントが考案!プチ断食の一種「リーンゲインズ」とは?
ではここからが本題です。今回は、私もここ一年実践している「リーンゲインズ」というプチ断食について書いておこうと思います。
まずリーンゲインズですが、これはスウェーデンの栄養コンサルタント兼パーソナルトレーナー、マーティン・バークハン氏が考案した有名なプチ断食。二言で表すとこんな内容です。
- 一日のうちカロリーを摂っていい時間を8時間に設定、それ以外の16時間はカロリーを摂取しない!週3日のトレーニング日を設けよう!(女性は14時間くらいでOK)
ちなみにバークハン氏をはじめ多くの人は食事タイムを12時~20時あたりで設定していまして、こうすると断食タイムの大半が寝ている時間になるので、空腹に苦しむ時間が少なくて良いとされております。
ここまでで大まかなリーンゲインズの定義はハッキリしました。次にもう少し詳しい内容を見ていきますと、
- 断食タイムの間は基本カロリーのある飲食物は摂らない(カロリーゼロの甘味料やソーダ、ガムなど微量のカロリーならOK)
- 食事タイム間の回数は特に制限なし(バークハン氏は3食摂っている)
- 摂取カロリーの大部分はトレーニング後に摂るのが好ましい
- 食事⇔断食のリズムは毎日一定が好ましい
- トレーニング日には糖質多め、休息日には脂肪多め、たんぱく質は常に多めに摂る
- 加工食品や精製された食品はなるべく避ける
といったいくつかのルールがあります。ですが全体的にさほど厳しくないですし、何より食事タイムの8時間は個人の日程に応じてカスタマイズ可能。割とどんなスケジュールでも各々で調整できるのでオススメです。
ちなみに私の断食タイム中の食事は、主にデカフェインのブラックコーヒー、お茶、水です。
カフェインレスのデカフェコーヒー『Mount Hagen(マウントハーゲン)』を試飲してみた。【評価、レビュー】「8時間ダイエット」とはどう違うの?
最後に、リーンゲインズの話題になると大抵一緒にでてくる「8時間ダイエット」というキーワードについて。しばしば混同されがちですが、これらは似て非なるモノ。大まかにこんな違いがあります。
- トレーニングの有無
- カロリー摂取量の配慮
8時間ダイエットのほうでも一応多少の運動が推奨されていますが、それもほんの僅か。一方でリーンゲインズでは週3くらいのトレーニングが推奨されています。
そして重要なポイントですが、8時間ダイエットにはカロリー摂取への配慮がありません。バークハン氏は「リーンゲインズにもある程度カロリーのチェックは必要だ」という趣旨の説明をしている(#2)一方で、8時間ダイエットは「食事タイムなら好きなだけ食べてOK」としています。食事タイムを良いことにドカ食いしてしまえばどうなるか?当然太りますね。
まとめ
- リーンゲインズは食事タイムを一日の8時間に設定する断食手法
- とはいえ魔法のダイエットではないので、カロリーチェック×週3のトレーニングで初めて絶大な効果を発揮する
- リーンゲインズは8時間ダイエットとは違います
赤羽(Akabane)
参考文献&引用
#1 Lean Gains,”Lean Gains Guide”,accessed on 23rd Feb 2019.
https://leangains.com/the-leangains-guide/
#2 Leigh Peele,”Martin Berkhan And Intermittent Fasting: Interview”,accessed on 23rd Feb 2019.
http://www.leighpeele.com/martin-berkhan-and-intermittent-fasting-interview