万物の幸福を願いながら歩く「慈悲の歩行瞑想」で8kmウォーキングしてみた感想・体感

ウォーキング(散歩), マインドフルネス, 実践編, 瞑想

慈悲の歩行瞑想を試してみた

慈悲の瞑想 ウォーキング 歩行瞑想

今回は「慈悲の歩行瞑想」を試してみた!というお話です。
 
 
まず慈悲の歩行瞑想についてですが、これは簡単に言うと以下のような融合です。
 

  • 慈悲の瞑想..自分や周囲の人、生きとし生けるものの幸福を願う瞑想(#1)
  • 歩行瞑想..歩きながら瞑想を行う。呼吸や歩く感覚に意識を向けるモノがメジャー。

 
つまり歩行瞑想というのがあって、そこに慈悲の瞑想の要素を加えたものなんですね。
 
 
で最近では「慈悲の歩行瞑想」の研究が発表されていて、2019年にアイオワ州立大学が発表した研究(#2)でも、不安が下がって幸福度や社会的な繋がりを感じる度合いが高まったと報告されています。しかもたった12分で効果が出たようで、私も読んだときはすぐ試してみようかなと思いました。
 

約8kmのウォーキングの中で「慈悲の歩行瞑想」を実践!

では本題に入ります。今回はその後実際に「慈悲の歩行瞑想」をやってみたので、その感想や体感の変化について共有です。
 

歩行距離&所要時間

まずルートですが、近所を8kmほど歩きまして、計2時間くらいかかりました。さすがに、この間ずっと幸福に祈りをささげていたわけではなく、すれ違う人々や電線に止まっていた鳥さんの幸せを随時願う感じでした。
 

慈悲の歩行瞑想のやり方

次に具体的なやり方です。
 
 
手順としては先ほどの研究(#2)を参考にしました。ザっとまとめると、
 

  • 普通に歩き続ける
  • 人とすれ違ったら「この人が幸せになりますように」とその姿をイメージしながら願う
  • 上の手順を繰り返す

 
こんな流れです。何だか胡散臭く見えますが、これでしっかり効果が出ているので私は一点の迷いもなく祈りを捧げました。
 

感想・体感

では最後にやってみての感想と体感の変化についてまとめます。

 

ポイント
  • 歩くのはやっぱり気分がイイ
  • 周りの人や動物に注意を向けるので、自然とマインドフルネスを意識できた
  • さすがに8kmもやると疲れる
 

まず、ウォーキングと瞑想の相性の良さを改めて実感しました。これまでもマインドフル歩行瞑想なんかは習慣に取り入れていたんですが、案外慈悲の瞑想との相性もバッチリだなと思いました。
 
 
でポイントが、祈りを捧げる人々に常に意識を向けている必要がある点。誰かとすれ違ったら幸福を祈るので、注意が未来や過去ではなく「今この瞬間」の出来事に向きやすかったです。この点では初心者の方でも実践しやすいかと思います。
 
 
たださすがに8kmも歩くと疲れますね(笑)例の実験では12分で効果が確認されているので、まずは10~20分くらいで試してみると良さそうです。

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赤羽(Akabane)

まとめると、慈悲の歩行瞑想はオススメです。プラシーボかもしれませんが、心なしか普通に歩くより気分が良くなった気がします。ちなみに普通の慈悲の瞑想が気になる方は以下をご覧ください。

参考文献&引用

#1 Xianglong Zeng,Cleo P. K. Chiu,Rong Wang,Tian P. S. Oei,Freedom Y. K. Leung,”The effect of loving-kindness meditation on positive emotions: a meta-analytic review“,Front Psychol. 2015; 6: 1693.

#2 Douglas A. Gentile,Dawn M. Sweet,Lanmiao He (2019)”Caring for Others Cares for the Self: An Experimental Test of Brief Downward Social Comparison, Loving-Kindness, and Interconnectedness Contemplations“,Journal of Happiness Studies,pp 1–14.