赤羽(Akabane)
目次
米国皮膚科学会(AAD)による結論「お肌のエイジングケアに効果的なたった2つの対策」
お肌の老化は是非とも防ぎたいところですが、世の中には無数のエイジングケアがあります。ここでは、その中で「とりあえずこれをやっておけばOK!」という対策を見ていきましょう。
米国皮膚科学会の結論!「お肌のエイジングケアに効果的な2つの対策」と始める手順
これは2018年に米国皮膚科学会(AAD)が出したコラム(#1)が出典元で、【お肌のエイジングケアの正しい始め方】をお役立ち情報に沿って教えてくれています。
結論から言うと、タイトルの「お肌のエイジングケア対策」というのは、①日焼け止めと②保湿、たったこれだけです。
ではその上で、この2つの対策を始めるために役立つ情報も見ていきましょう。
効果的な日焼け止めを選ぶ
まずは日焼け止めの選び方ですが、米国皮膚科学会によると、エイジングケアに大事なポイントは次の3つだそうです。
- 広域スペクトラムである
- SPF30(かそれ以上)
- 耐水性能がある
広域スペクトラムというのは、SPFだけじゃなくて日本で言う「PA(紫外線A波を防ぐ指標)」にも対応していることを指します。紫外線B波だけ防げてもA波もあるんで、この辺りは両方対応している方が良いってことですね。
SPFに関しては、米国FDAの見解も加味すると30~50が良いかなとは思います。今どきは100もありますが、50と100ではあまり効果に差がないとも言われてますし..。
ちなみに保湿剤を含んだ日焼け止めを選ぶなら、それでもOKとのことです。ただ上の3つの条件はクリアしているのが前提ですね。
試してみる
お次は試用期間ですが、買った日焼け止めや保湿剤を数週間試してみましょう。ここで観るのは「お肌の様子」で、そのケアが本当にお肌に合っているのか?をテストします。
しわや黒染みが気になる方は、その箇所を集中的に観察してみたりすると良いみたいです。ただ、もちろん万能なアンチエイジングケアはないので、どんなところに効きそうか?を細かくチェックするのが大事かと思います。
自分のお肌に合った商品を選ぼう
試用期間も含めて、最終的に自分のお肌に合ったモノを使う。これは言われなくても..という感じでしょうか(笑)
例えば乾燥肌の方とオイリー肌の方ではピッタリな商品は違うでしょうし、万人に合う日焼け止めや保湿剤はない!ということですね。
商品ラベルをよく読んで選ぼう
次の3つに当てはまるモノを選ぼう、とのことです。
- アレルギーを起こしにくい
- ニキビを引き起こしにくい
- 消費者サービスがあって問い合わせができる
最後の条件は、何かあった時のためのリスクヘッジですね。流石に問い合わせができない商品ってなかなか無いだろうなとは思いますが。
現実的な期待を持とう
「たった一夜で10歳若返る..」みたいな過度な期待は止めましょう。クリームで顔のリフトアップは出来ないし、全てのエイジングのサインを防ぐことはできないですからね。
あなたにとってピッタリな価格帯の商品を選ぼう
これは、日焼け止めに関しては「高ければ高いほど良質」とは限らないからです。現に、2000円くらいでも条件をクリアした商品は結構あるので、無理はせずお手頃価格で探すとよろしいかと思います。
まとめ
では最後に今回のまとめを見ていきましょう。
- お肌のエイジングケアに効果的なのは「日焼け止め」と「保湿」
- 商品選びの際は、よくラベルを読む、数週間試す、自分の肌に合うものを使う、など徹底すること
- ただ、エイジングケアには魔法のような効果はないので現実的な期待を持つこと
こんな感じでしょうか。お肌のエイジングケアは色々あってよく分からん!という方はとりあえず「日焼け止め」「保湿」だけ押さえておくと良さそうです。
赤羽(Akabane)
関連記事はこちらをどうぞ
【2019年版】アメリカ食品医薬品局(FDA)が新たに発表した「日焼け止めの安全性を守る8つの提案」とは?参考文献&引用
#1 The American Academy of Dermatology. How to select anti-aging skin care products. accessed on 7th Oct 2019.