「一人の時間」が好きな人は必ずしも内向的ではない!という新事実

「一人の時間」が好きな人は必ずしも内向的ではない!という新事実

赤羽(Akabane)

今回は「一人の時間が好きなのは必ずしも内向的な人って訳じゃない!」についてのお話です。

「一人の時間」が好きな人は必ずしも内向的ではない!という新事実

最近ではお一人様向けのカフェやレストランなども増えてきてますが、「一人が好きな人=内向的」とも取られがちです。

がしかし、最近出た研究では必ずしもそうではないことが明らかになりました。

一人の時間をエンジョイしているのは、内向的な人というより〇〇な人だった!

これは2018年にロチェスター大学の教授らが発表した研究(#1)で、まず一人の時間を好む人には大きく2タイプあるとしています。

  • 人との交流をできるだけ避けたい人
  • 一人の時間になんらかの価値を置いている人

どちらかというと前者はネガティブな理由、後者はポジティブな理由ですね。

でこの定義に基づいて、一人を好む人は本当に内向的なのか?というテーマで3つの実験を行いました。実験の内容は、7日間でその日あった出来事や一人の時間について日記で報告してもらう、というもの。

でこうした調査とあわせて彼らの性格特性についてもデータを集めて、どんな関係が見られるか?を見ていきました。

すると結果、こんなことがわかったようです。

結果
  • 内向的な傾向強い人は他人との交流を避けるために一人になる傾向が見られた
  • また一人の時間にネガティブな思考に陥りがちなこともわかった
  • 一方で一人の時間を好んで過ごしていたのは自律性の高い人だった

まとめると、一人の時間を本当に楽しんでいたのは、内向的な人というより自律性が高い人だったんですね。自律性がある人は自己マネジメント力も高いんで、言われてみれば..という感じかと思います。

で改めて冒頭で挙げた2つのタイプに照らし合わせると、以下のようになりましょう。

  • 人との交流をできるだけ避けたい人→内向的な傾向が強い人
  • 一人の時間になんらかの価値を置いている人→自律性が高い人

つまり一人の時間を自主的に確保しようとする人は内向的、というよりは自律的で主体性がある人、と考えられると。

注意点・まとめ

ただし今回の研究はまだ査読を受けていない段階で、研究としての質は担保されていません。(論文が出版されるには他の研究者たちの厳しい査読を通る必要がある)

また実験の対象も20代前後の学生だけなので、これが他の年齢層にも当てはまる結果かどうかわかりません。

では最後に今回のまとめを見ていきましょう。

ポイント

  • 一人の時間が多い人にはそもそも周りとの交流を避けるタイプとその時間に価値を置いているタイプがある
  • 今回の研究の結果、内向的な人は周りとの交流を避けるために仕方なく一人で過ごしていることがわかった
  • 自ら進んで一人の時間を確保する人はむしろ自律性が高い人であることもわかった

こんな感じでしょうか。内向的な人は一人が好きだから一人で居る!とは限らないし、どっちかと言うと自律性が高い人の方が好んで一人になるんじゃないか?と。

赤羽(Akabane)

研究の質は担保されていませんが、なかなか頷ける話ではないでしょうか。そもそも内向的か?外向的か?の二極だけで決まる話でもないので、今後は自律性含め色々な特性も考慮した研究が進むと面白いですね。

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参考文献&引用

#1 Thuy-vy Nguyen, Netta Weinstein, Richard Ryan. Identifying Personality Characteristics associated with the Capacity to be Alone using Big-Five Theory, Attachment Theory, and Self-Determination Theory. PsyArXiv, 20 Aug. 2018.