夜型人間は注意!無理な早起きで仕事や勉強のパフォーマンスが落ちる。【ソーシャルジェットラグ・体内時計】

2019年4月1日睡眠時間&質の考察, 考察編


 パフォーマンスの為には自分に適した生活リズムで過ごすべし!

夜型 早起き 辛い 体内時計

2018年の最近の研究(#1)では、仕事や勉強のパフォーマンスを最大限高めたいなら自分の体内リズムに合った生活をするべき!という結論が出ました。日本だけでなく、割と色んな国で朝から学校が始まったり、始業時間になったりというのが主流でありますが、夜型の人間にとっては地獄のような日々ですよね。まずは研究内容を見ていきます。
 

  • 14894人の学生が対象
  • 彼らの約2年間の「オンライン学習システム」へのログイン痕跡を辿った
  • そこから生活リズムを調査
  • 学生たちの生活リズムを3つに分類
  1. ヒバリ(朝型)…朝から元気なグループ
  2. スズメ(昼型)…お昼の間が一番元気なタイプ
  3. フクロウ(夜型)…夕方から元気になってくタイプ


 

 
というわけで、学生たちの生活パターンを鳥さんの種類別に分類したようですが、皆さんはどの鳥さんでしょうか?私は多分スズメとフクロウの中間くらいですね…朝6時起きとかはめちゃくちゃ辛いので(笑) それぞれどの鳥さんに当てはまるか考えた上で、結果を見てみましょう。
 

  • 自分に適した生活リズムと授業スケジュールが合わない学生たちは学業成績が低い傾向にあった
  • スケジュールが遅くなるより早くなる方がパフォーマンスは落ちた

 
つまり、夜に元気なフクロウ(夜型)が柄にもなく早起きをすると、かえってパフォーマンスの質が下がるんですね。逆にヒバリさんに深夜残業をさせても、フクロウほど仕事の質は落ちない様子。こうした時差を「ソーシャル・ジェットラグ(社会的時差ボケ)」といいます。

結論としては、「自分に合ったスケジュールで動くのが一番!」ということですが、悲しいことにほとんどのスケジュールは自分では調整できませんね。学校も仕事も時間が決められていますし、フクロウたちには一般的な職より時間に自由がある仕事が向いてるのかもしれません。

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赤羽(Akabane)

大多数の会社や学校を考えると、この世の中はヒバリさんたちには優しい世界ですが、フクロウたちには過酷な世界みたい。

 

参考文献&引用

#1 Benjamin L. Smarr & Aaron E. Schirmer,”3.4 million real-world learning management system logins reveal the majority of students experience social jet lag correlated with decreased performance“,Scientific Reports, 2018.