赤羽(Akabane)
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あなたは騙されやすい?たった12問で軽信度が分かる診断テストをやってみよう
この記事では、上記テーマについて参考になりそうな診断テストを見ていきます。
全12問であなたの騙されやすさが分かる診断テスト
参考文献は2020年にマッコーリー大学が発表した研究(#1)で、騙されやすい人にはどんな特徴があるのか?というテーマで5つの実験を行っています。
そして、そのうち幾つかの実験から、騙されやすい人の具体的な特徴が浮かび上がったようで、それらを踏まえて、全12問の騙されやすさ診断スケールを作成したというわけですね。
では早速やってみましょう。
採点方法
- …全く当てはまらない
- …当てはまらない
- …あまり当てはまらない
- …どちらとも言えない
- …やや当てはまる
- …よく当てはまる
- …非常によく当てはまる
騙されやすさ診断12問
- 誰かが自分を騙そうとしても上手くやり過ごせる
- 誰かが自分を騙そうとするのに大抵すぐ気づく
- 誰かが自分を騙そうとするのに上手く対処できない
- 誰かが自分をからかおうとしているとすぐにそれが分かる
- 誰かが自分を欺こうとしていてもそれを理解するのに時間がかかる
- 誰かが自分を操ろうとしているサインを読み取るのが苦手だ
- 家族は自分のことを詐欺に騙されやすいカモだと思っている
- 詐欺の被害に陥る人が居るとすればそれは自分のことだ
- 友達は自分のことを騙されやすいと思っている
- 全体的に自分は他人から操られやすい
- 周りの人は自分のことをちょっと馬鹿正直なのではないかと思っている
- 自分は平均的な人よりも軽信だと思う
ここまでの点数を記録しておいて、設問1,2,4つ目を逆さまに採点します。(例…2点→6点、5点→3点、4点→4点)
そして、設問は以下のようなカテゴリー別にまとめていきます。
- 信用への無神経さ: 1〜6問目、相手が信用に値する人物なのか?といった方面への無神経さ
- 説得されやすさ: 7〜12問目、相手にどのくらい説得されやすいか?
一応の平均点は、研究内の実験では、「信用への無神経さ」は 18〜19点、「説得されやすさ」では 16〜17点辺りでした。つまり、これら点数よりも高ければ高いほど、騙されやすい傾向にあるということになります。
また、今回行われた実験では、こうした「騙されやすさ」が他の何かしらの特性と相関関係にあるのでは?と睨んでいて、結果として「社会的な知性の低さ 」と関係があることがわかったみたい。これは、人間関係において他人と上手くやっていく能力を指していて、ここが欠けていると相手の思惑にも無神経になってしまうのでは?と。
まとめ
赤羽(Akabane)
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#1 Teunisse AK, Case TI, Fitness J, Sweller N. I Should Have Known Better: Development of a Self-Report Measure of Gullibility. Pers Soc Psychol Bull. 2020;46(3):408-423. doi:10.1177/0146167219858641