運動で頭が良くなる。エクササイズでBDNF(脳由来神経栄養因子)を増やそう!

2019年4月1日ウォーキング(散歩), その他エクササイズ, 体の仕組み, 筋力トレーニング, 考察編


BDNF(脳由来神経栄養因子)とは?

詳しくは増えると頭が良くなる物質 『BDNF(脳由来神経栄養因子)』を増やす3つの方法」をご覧ください。簡単に言うと、脳をはじめ体の神経系の機能を高めてくれる大事な要素です。BDNFが増えると認知機能が高まって記憶力アップにもつながります。増やせば脳がレベルアップするなら、是非とも増やしたいですね。
 


Dr'sラフマ葉GABA

 

 エクササイズ後にBDNFが増えた!

BDNFとは 脳由来神経栄養因子

といったところで、今回はBDNFを増やす方法をひとつ紹介します。2015年に発表されたメタ分析(#1)によると、運動によってBDNFレベルが増加した(=脳など神経系の機能がアップ!)ことがわかりました。研究内容は以下の通りです。
 

  • 29の関連研究を選出
  • 合計1111人の参加者が対象
  • 脳のBDNFレベルは次のフェーズで測定される
  1. 一回のエクササイズをやった直後
  2. 定期的なエクササイズプログラムをこなした直後(3~24週間)
  3. 定期的なエクササイズプログラムを終えた後の安静時

 

エクササイズ直後、定期的にエクササイズをこなした後、安静時、と色々なタイミングでBDNFを測ってくれていて参考になりますね。ちなみに”エクササイズ”というのはエアロビクスを調べた研究が多く、次いでウェイトトレーニングなどです。結果は次のようになりました。

 

  • 一回の運動後には中程度(0.46)のBDNFレベル増加が見られた
  • 定期的な運動後になるとレベルアップ度(0.58)も増加していった
  • 定期的な運動後の安静時は小程度(0.28)のBDNFレベル増加が見られた

 

どうやら定期的に運動していたほうが効果がありそうです。()の数字は効果量といって、そのまま効果の度合いを表していると考えてください。全体で見るとそれ程効果は強くないものの、定期的な運動は脳をはじめ神経系に良さそうです。

性別でみた違いは、女性より男性のほうがこの効果が高かったことがわかっています。原因は謎のままですが..
 

日本人教授も著書の中で語る

瀧靖之著 脳が目覚めるたった1つの習慣 かんき出版

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参考図書「脳が目覚めるたった1つの習慣」でも、医学教授である著者は次のように説明しています。

BDNFは加齢とともにどんどん減少し、脳の萎縮が進んでいる人ほど、この栄養素が少ないこともわかっています。

そういった人でも、有酸素運動を行うとBDNFの血中濃度が上がるため、海馬の神経細胞の生成が促されると同時に脳の萎縮が抑えられるのです。

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マケレリスト赤羽

結論、頭を今より良くしたい方はもれなく運動をしましょう!種類については「散歩でも筋トレでもある程度の強度があればBDNFは増えるかもよ!」という報告もあったり。まずは早歩きの散歩から始めてみてもいいかもしれません。

 

 

参考文献&引用

# 瀧靖之著『脳が目覚めるたった1つの習慣』かんき出版、2016年。

#1 Kristin L. Szuhany, Matteo Bugatti, Michael W. Otto,”A meta-analytic review of the effects of exercise on brain-derived neurotrophic factor“,Journal of Psychiatric Research, Vol.60,pp56–64,2015.