高カカオポリフェノールのチョコでBDNF(脳由来神経栄養因子)が増える…かも。

2019年4月1日その他食品, 体の仕組み, 考察編

 

高カカオポリフェノールチョコの健康効果

最近では高カカオポリフェノールのチョコが注目されていますね。その健康効果はすさまじいもので、「チョコやココアのココアフラバノールは糖尿病、心臓疾患、老化やがんのリスクを下げる!」というメタ分析も出ていまして、すっかり健康食品の仲間入りです。(市販チョコは砂糖に注意!)

他にも、信頼性は高くないものの、「高カカオチョコで慢性疲労症候群が改善した」なんていう研究もあります。チョコは食べ過ぎると鼻血がでるよ!なんて言われてた時代が懐かしい…

 

 

紅珠漢

 

 

日本人を対象としたチョコ研究

 

「チョコレートは明治」で有名な株式会社 明治が愛知学院大学と共同で行った研究(#1)によると、高カカオポリフェノールチョコの定期的な摂取で高血圧が改善して、血中のBDNF(脳由来神経栄養因子)レベルも増加したようです。研究概要は以下の通りです。
 

  • 愛知県蒲郡市内外の347人が対象男性(123人、女性224人)
  • 年齢は45~69歳
  • 追跡期間は4週間
  • カカオ72%のチョコを一日5枚食べてもらった

 

企業の共同研究ということで、企業利益の為に良い結果を出そう!というバイアスはぬぐい切れません。そして参加者は募集で集めたようで、参加者が研究に立候補するほど「健康志向な人たち」に偏ってしまった可能性も高いです。まとめると、研究としての信頼性は微妙なところ。そしてここで使ったチョコって、多分これでしょうね(笑)

明治 チョコレート効果 カカオ72% 

(結構美味しいですよ)それでは結果を見てみましょう。

 

 

  • 高血圧が大きく改善した
  • HDLコレステロール値が上がった
  • BDNF(脳由来神経栄養因子)が増えた

 

 

明治HP 「みんなの健康チョコライフ」より引用

高血圧改善とHDLコレステロール値の上昇は、先ほど紹介したメタ分析研究と同じ結果となっています。そして注目はBDNFの増加です。これが増えると脳など神経系の機能がアップして頭がよくなると言われています。

 

 

結論として、高カカオのチョコなら定期的に摂取すべき!となりますが、「どのくらい摂れば効果があるの?」という疑問についてはこちらを読んでみて下さい。

 

 

参考文献&引用

#1 明治HP 「みんなの健康チョコライフ」
http://www.meiji.co.jp/chocohealthlife/「2018年4月12日アクセス」

# Xiaochen Lin,Isabel Zhang,Alina Li,JoAnn E Manson,Howard D Sesso,Lu Wang,Simin Liu,”Cocoa Flavanol Intake and Biomarkers for Cardiometabolic Health :A Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Controlled Trials“,The Journal of Nutrition,Vol.146,No.11,pp2325-2333,2016.