【心疾患リスクに大事】エキストラバージンオリーブオイルを選ぶ際の重要なポイントとは?

2019年4月29日その他食品, 地中海式ダイエット, 栄養成分、物質, 考察編

エキストラバージンオリーブオイルが循環器系疾患リスクを下げるのはアレのおかげ!

エキストラバージンオリーブオイル 健康 料理

エキストラバージンオリーブオイル(EVOO)といえば名実ともにトップクラスの健康食品。日本では速水もこみちさんがオリーブオイルを大ブレイクさせましたが、その健康効果は科学的に見たらどうなんでしょうか?
 

 
ということで参考になるのが、2018年の系統的レビュー&メタ分析(#1)。これはEVOOは循環器系疾患リスクに効くのか?を調べてくれた超大作。ザっと中身を覗いてみると、
 

  • 26件のRCT(ランダム化比較試験)を精査
  • 高ポリフェノールEVOO vs. 低ポリフェノールEVOOで比較
  • コレステロール値、炎症マーカー、酸化ストレスなどを測定

 
大体こんな様子。ちなみにポリフェノールとは植物由来の抗酸化物質全般のことで、体のサビを取り除いてくれて老化防止に繋がる重要な栄養なんですね。そして要はEVOOの中でも高ポリフェノールだとより高い効果が得られるの?と言う部分を調べています。すると結果は、

 

  • マロンジアルデヒド値が改善!【-0.07µmol/L】
  • 酸化LDL(悪玉)コレステロール値改善!【-0.44µmol/L】
  • 総コレステロール値改善!【+4.5mg/dL】
  • HDL(善玉)コレステロール値改善!【+2.37mg/dL】
  • 炎症マーカーが減少&血圧も改善!

 

ザっと見てもかなりの効き目です。ちなみにマロンジアルデヒドというのは過酸化脂質の一種でして、こいつが増えると体が酸化ストレスにさらされている証なんですね。他にもコレステロール値全般が改善していたり、慢性炎症にも効くという万能っぷり。

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赤羽(Akabane)

結論、エキストラバージンオリーブオイルは高ポリフェノールのものが良さそう。サラダのドレッシング代わりから料理油まで幅広く使えますし「炒め物に使えば野菜の抗酸化レベルがアップするよ!」なんて研究もあるので汎用性も高いです。くれぐれも市場に出回っている“ニセモノ”にはご用心を!

参考文献&引用

#1 George ES,Marshall S, Mayr HL, Trakman GL, Tatucu-Babet OA, Lassemillante AM, Bramley A, Reddy AJ, Forsyth A, Tierney AC, Thomas CJ, Itsiopoulos C, Marx W,”The effect of high-polyphenol extra virgin olive oil on cardiovascular risk factors: a systematic review and meta-analysis.“,Crit Rev Food Sci Nutr. 2018 Apr 30:1-138.