睡眠と健康の権威『国立睡眠財団』が勧める「年齢別の最適な睡眠時間」とは?

2019年6月28日睡眠時間&質の考察

アンチエイジングの肝心要「睡眠」

睡眠時間 最適 国立睡眠財団

睡眠はアンチエイジングにおいて最も重要なカギの一つ。そして睡眠のタイミングや時間、質など…多方面で自分にとってベストな用法用量を見つけることが先決です。しかし私たちは自分にとっての最適な睡眠というものを、実はよく把握できていません。
 
 
一応最新の睡眠に関する信頼性の高い研究(#1)を読み漁ってみると「7時間睡眠が最も健康的だよ!」という結論に至っていますが、これはあくまで大きな目安。年齢や健康状態、その日のコンディションなんかを考慮すると、適切な睡眠時間は時と場合、人によっても結構違ってきますからね。

国立睡眠財団の厳正なる審査によってわかった「年齢別ベストな睡眠時間」

そこで、睡眠の権威「国立睡眠財団」(#2)の登場です。彼らは簡単にいうと睡眠のエキスパートたち。今回はそんな彼らが2015年に発表したレビュー研究(#3)から、年齢別の最適な睡眠時間を紹介します。
 

推奨睡眠時間(年齢別)

  • 生後0~3ヵ月…14~17時間睡眠
  • 4~11ヵ月…12~15時間睡眠
  • 1~2歳…11~14時間睡眠
  • 3~5歳…10~13時間睡眠
  • 6~13歳…9~11時間睡眠
  • 14~17歳…8~10時間睡眠
  • 18~25歳…7~9時間睡眠
  • 26~64歳…7~9時間睡眠
  • 65歳以上…7~8時間睡眠

 

適正睡眠時間(年齢別)

  • 生後0~3ヵ月…11~13、18~19時間睡眠
  • 4~11ヵ月…10~11、16~18時間睡眠
  • 1~2歳…9~10、15~16時間睡眠
  • 3~5歳…8~9、14時間睡眠
  • 6~13歳…7~8、12時間睡眠
  • 14~17歳…7、11時間睡眠
  • 18~25歳…6、10~11時間睡眠
  • 26~64歳…6、10時間睡眠
  • 65歳以上…5~6、9時間睡眠

 

厳正な審査の結果、以上のようなリストになったようです。ちなみに「推奨睡眠時間」のほうが「適正睡眠時間」よりもベターとされる睡眠時間になります。
 
 
大まかに見ていくと、やはり赤ちゃんや子どもは発育のためにたくさん睡眠時間が必要だということがわかりますね。
 
 
一方で成人したあたりからは7時間前後の睡眠が鉄板みたい。これは冒頭で紹介した研究結果ともかなり一致していますね。

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赤羽(Akabane)

結論としては、子どもは睡眠時間多め!成人するあたりからは7~8時間睡眠でOK!でしょうか。ただし、これはあくまで睡眠時間のみを考慮した内容ですので、より良い睡眠を目指すなら質やタイミングなんかも意識する必要がありましょう。

参考文献&引用

#1 Yin J, Jin X, Shan Z, Li S, Huang H, Li P, Peng X, Peng Z, Yu K, Bao W, Yang W, Chen X, Liu L,”Relationship of Sleep Duration With All-Cause Mortality and Cardiovascular Events: A Systematic Review and Dose-Response Meta-Analysis of Prospective Cohort Studies.“J Am Heart Assoc. 2017 Sep 9;6(9).,

#2 “National Sleep Foundation”
https://sleepfoundation.org/「2018年7月14日アクセス」

#3 Hirshkowitz M, Whiton K, Albert SM, Alessi C, Bruni O, DonCarlos L, Hazen N, Herman J, Katz ES, Kheirandish-Gozal L, Neubauer DN, O’Donnell AE, Ohayon M, Peever J, Rawding R, Sachdeva RC, Setters B, Vitiello MV, Ware JC, Adams Hillard PJ,”National Sleep Foundation’s sleep time duration recommendations: methodology ands results summary“,Sleep Health. 2015 Mar;1(1):40-43.