赤羽(Akabane)
今回は「現代人は睡眠を軽視し過ぎかも!」というお話です。
目次
国立睡眠財団の調査結果「現代人は睡眠の重要性に気づいていながら優先順位が低い」
早速ですが、最新の調査データで分かった傾向を見ていきましょう。
2018年、睡眠の権威「国立睡眠財団」が行った睡眠意識調査の結果は..
2018年にアメリカの国立睡眠財団が行った、アメリカ人1010名を対象にした調査データ(#1)では、睡眠は日常生活の中でどのくらいの優先順位なのか?をアンケート調査していました。
ではいきなりですが、その結果分かったことをザっと見ていきましょう。
結果
まとめると、意外にも睡眠は後回しで運動や仕事、趣味などを優先する人の割合がかなり多かったんですね。それも、睡眠のスコアが高い人ほど毎日を元気ハツラツで過ごせている傾向が見られたにもかかわらず、です。
しかも当の本人たちはこの睡眠の重要性に気づいていないわけではなくて、全体の65%の人たちは「十分な睡眠がとれた日は一層元気になれる」と答えたのだそう。ただ一方で、60%の人たちは一日の始まりを「目覚めから」と解釈して、「前夜にどのくらい睡眠が必要か?」は考慮していないことも分かったみたいですね。
これはアメリカで行われた調査結果なので、日本人にどこまで当てはまるか?は分かりませんが、睡眠時間が以前より減っている現状を考えると、日本にも遠からず当てはまる話じゃないかな?とは思いますね。
赤羽(Akabane)
今回の調査では、睡眠の重要性に気づいていながら、睡眠は意外にも優先順位としては後回しにされがちだという結果が出ました。こうした意識の変化も睡眠時間や質の低下にも繋がっているのかもしれませんね。このテーマについて悩まれている方は、以下の関連記事もご参考までにどうぞ。
関連記事はこちらもどうぞ
睡眠と健康の権威『国立睡眠財団』が勧める「年齢別の最適な睡眠時間」とは?結局私たちの健康のために最適な睡眠は何時間?睡眠不足 VS 眠りすぎで徹底議論。簡単な4つのルールに従うだけ!快眠テクニック「刺激制限療法」を今夜から試してみよう夜勤の仕事で満足に寝れないあなたへ「ナイトシフトで睡眠を最適化するルール」参考文献&引用
#1 National Sleep Foundation. National Sleep Foundation’s 2018 Sleep in America® Poll Shows Americans Failing to Prioritize Sleep. accessed on 18th Nov 2019.