【ダイエッター必見!】痩せたいならまず「NEAT」を増やそう!ランニングや筋トレはその後で。

2019年3月31日その他エクササイズ, ブログ運営者が考察してみた。, 体の仕組み

かつてないほど運動不足な世界

ここ数十年では世界的な規模で技術が進化をし続けています。これは人間の発展のために素晴らしいことですが、一方で普段の暮らしが楽になりすぎたり、オフィスワーカーが増えたりといったことも起こっています。

そして近年は、未だかつてないほどの運動不足時代に突入。2016年のWHO(世界保健機構)が行った調査(#1)によると、世界総人口の30%が運動不足肥満の割合も1975年から3倍にも膨れ上がっているのだとか。恐ろしいですね。
 

 

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痩せるにはランニングではなくまずは「NEAT」を増やしてどうぞ

NEAT エネルギー支出 ダイエット 

といったところで、ダイエットの話になってくるのですが、丁度この前「有酸素運動単体はそんなに痩せないよ!」と書いたようにダイエットの代名詞であるランニングなどの有酸素は単体ではあまり効果がないことが分かっております。

では何に気を付ければいいのか?ランニングや筋トレでダイエットを目論む前にまず「NEAT(Non-exercise activity thermogenesis)」を意識しましょう。これは直訳で「非運動性活動熱産生」と言います。簡単に言うと、ジムやスポーツクラブに行って意識的に行う運動ではなくて、普段の何気ない活動によるエネルギー支出のこと。例えば通勤通学で歩いたり、階段を登ったり、毎日の家事なんかも当てはまります。

このNEATの大切さがよくわかるのが、2018年に韓国の建国大学校が発表した研究(#2)です。要点をザっとまとめると次のようなことがわかっています。
 

  • 運動(EAT)の差による総エネルギー支出の違いは全体のたった1~2%しかない
  • 週に2時間の運動(EAT)をする人でさえ、運動による一日当たり平均エネルギー支出はたった100kcal未満
  • 一日30分以上週5日運動をこなしていても、座ってる時間が長いと代謝の効果は弱まる
総エネルギー支出の3部門
1.安静時のエネルギー代謝…全体の60%ほどを占める。(※座りっぱなしの人で)代謝量は体型に左右される
2.食べ物の消化、吸収時の代謝…少ない。全体の10~15%程度
3.運動による代謝…運動(EAT)と非運動(NEAT)に分かれる。この部門が同じ体型の人の明暗を分ける。
 

いかにNEATが大事かがよくわかりますね。EATでエネルギー支出を稼ぐには相当頑張らなければならないようですし、何よりNEATをおろそかにするとEATで稼いだ分がおじゃんになってしまうかもしれないという恐ろしさ。

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赤羽(Akabane)

ということで痩せるにはNEATを増やそう!というお話でした。これに関しては過去にも「座りっぱなしは危険!生活習慣病による死亡リスクが高まるぞ」という座りっぱなしの害に触れていたり。セットで読んでいただくといかにNEATが大事かがよくわかる内容となっております。具体的な対策としては、「スタンディングデスク」や「階段を使う」あたりであれば始めやすいかと思います。ランニングや筋トレを始める前にまずはこの辺りから見直していきましょう。


 

 

参考文献&引用

#1 “Obesity and overweight Fact sheet N311“,2016. WHO;

#2 Chung N, Park MY, Kim J, Park HY, Hwang H, Lee CH, Han JS, So J, Park J, Lim K.,”Non-exercise activity thermogenesis (NEAT): a component of total daily energy expenditure.“,J Exerc Nutrition Biochem. 2018 Jun 30; 22(2): 23–30.