睡眠、ストレス度を測れるガジェットリング『Oura Ring(オーラリング)』は科学的にどうなのか?【評判、レビュー】

2019年6月2日実践編, 快眠テクニック& グッズ, 考察編

フィンランド産のガジェットリング『Oura Ring』

オーラリング Oura Ring 睡眠 ストレス 体温
#1より引用

睡眠やストレス対策はアンチエイジングに不可欠!なんですが、実際普段から何かしらで測定できていないと自分の体調が追えないわけです。私も睡眠とストレスをトラックできる良いガジェットはないか、と常々思っておりました。そんな時「これだ!」と思うガジェットを発見しましたので、今回はそれを共有します。
 
 
私が一目惚れしたのは、フィンランド発のガジェットリング『Oura Ring』。私はシルバーのリングを日頃から着けっぱなしだったので、その点もかなり魅力的でありました。ですが重要なのはそこではなくて、このリングには優れた点が幾つかあります。ということで、今回はオーラリングの機能をザっと紹介していきます。

『Oura Ring』のすごい性能

#1より引用

まずは簡単な使い方から。このリングの内側にはセンサーが搭載されていて、専用のスマホアプリと連携しています。そして以下のような体の変化を計測して、専用アプリのほうで逐一チェックできるようになっております。

 

睡眠時間、質を計測できる

実際の入眠時間から起床時間までがわかります。アプリでは睡眠を総合で採点して100点満点で出来を割り出してくれるので、一目で睡眠の良し悪しが分かって便利ですね。

安静時の心拍数がわかる

ストレスの度合いなどを示す一つの指標、心拍数がわかります。アプリでは、睡眠時の心拍数の遷移がきれいなグラフで表示されるのでかなり見やすいです。

心拍変動を測定できる

そして個人的に注目しているのがこの心拍変動を測れる機能。何せ2018年に発表されたメタ分析(#2)でも、心拍変動はストレスの変化をかなり正確に反映していることが分かっていたり。
 
 
実際のアプリ画面では、「Readiness(回復度)」として前日の晩からの体の回復度を100点満点で表示してくれるので非常に見やすいです。

体温の変化が計測できる

体温にもストレス変化はよく表れます。睡眠時に心拍数が高まってたりすると、決まってこの体温も同時に高まってたりします。

スタンフォード大学の研究機関が効果を検証。

課題
Pexels / Pixabay

以上のような性能をもって、ストレス度や前日のストレスからどのくらい回復したか?を数値化してくれるのがこの『Oura Ring』でありますが、その効果や精度が気になるところ。そこでスタンフォード大の研究機関が2017年に発表した研究(#3)を見てみましょう。この研究では、正に『Oura Ring』の精度がいかほどなのか?を調べてくれています。
 

  • 41人の健康な大人と若者(平均17歳くらい)が対象
  • Oura Ring VS 睡眠ポリグラフ検査 で精度を比較した
  • 実験の期間は一日

 
一応、睡眠ポリグラフ検査というのは睡眠障害の診断に使われる検査でして、睡眠時の脳波や呼吸などを計測するものです。これと比べてOura Ringがどこまで正確に睡眠の質や時間を測れるのかをみています。結果は次のようになりました。

 

  • Oura Ringは睡眠時間を96%の精度で測定できていた
  • 浅い睡眠は65%、深い睡眠は51%、レム睡眠は61%の精度

 

どうやらオーラリングは睡眠の検査に使うポリグラフィの96%の精度を叩き出した様子。これは気になりますね~、と言いつつ実は私も既に注文しておりまして、もう早一か月くらい待っております。フィンランドからなので時間は結構かかりますね。欲しい方はお早めに!届き次第また使ってみての感想など投下したいと思います。

※2018/08/07 追記

※2018/12/16 追記

※2019/2/3 追記

参考文献&引用

#1 『Oura Ring HP』
https://ouraring.com/「2018年6月20日アクセス」

#2 Kim HG, Cheon EJ, Bai DS, Lee YH,Koo BH,”Stress and Heart Rate Variability: A Meta-Analysis and Review of the Literature.“,Psychiatry Investig,15(3):235-245,2018.

#3 de Zambotti M, Rosas L, Colrain IM, Baker FC,”The Sleep of the Ring: Comparison of the ŌURA Sleep Tracker Against Polysomnography.“,Behav Sleep Med.Vol.21:1-15,2017.