【インフォデミック対策】新型コロナウイルス(COVID-19)の信頼できる情報源を5つ押さえておこう

【インフォデミック対策】新型コロナウイルス(COVID-19)の信頼できる情報源を押さえておこう

赤羽(Akabane)

今回は「新型コロナウイルスの信頼できる情報源を押さえておこう!」というお話です。

感染症の流行に伴う恐ろしいデマ情報の大流行

2019年12月末、中国の武漢で初めて感染者が確認されてから、世界的な大流行をみせている新型コロナウイルス(COVID-19)。2003年に大流行したSARSとDNA構造が似ていたりするものの、全く未知のウイルスなので科学的な知見はまだまだ少ないのが現状です。

そんな状況に付け込んで、根拠のないデマやフェイクニュースを流す輩が居たり、確証のない情報を真に受けて間違った情報が広まってしまう、言わば「インフォデミック」が起こっています。連日のように新しい情報が行き交う今の状況に疲弊してしまっている方も少なくないかと。

そこでこの記事では、COVID-19について、現段階で信頼できる情報源を幾つか紹介します。新しく流れてきた情報に信憑性があるのか?という判断をするときに以下の情報源と照らし合わせることで、間違った情報を信じてしまったり、流してしまう事態は避けられるのではないかと思います。

国内外の新型コロナに関するアップデート情報が確認できる3つのウェブサイト

厚生労働省HP

参考 新型コロナウイルス感染症について厚生労働省

日本の厚生労働省では、COVID-19についてザっと以下の情報をアップデートしてくれています。

  • COVID-19に関する国内の最新ニュース(政治的方針、国民への呼びかけ等)
  • COVID-19の対策に役立つインフォグラフィック
  • COVID-19の国内の感染状況

日本語で読めますし、年齢や置かれている環境なんかに応じて国民に対する呼びかけも丁寧に書かれています。日本国民はまずチェックしておきたい情報源でしょう。

WHO(世界保健機関)

参考 Coronavirus disease (COVID-19) PandemicWorld Health Organization

「WHO(世界保健機関)」では、COVID-19についてザっと以下の情報をアップデートしてくれています。

  • COVID-19に関する世界の最新ニュース
  • COVID-19に関する正しい情報・間違った情報
  • COVID-19に関する対策として役に立つ短編動画
  • COVID-19の世界的な感染状況

英語ですが、どこよりも情報がきれいに整理されている印象です。WHOの情報については当サイトでも以下でまとめています。
COVID-19コロナウイルスの感染予防のために本当にすべき8つの対策とは?【WHO(世界保健機関)が推奨】WHO(世界保健機関)が警鐘!新型コロナウイルスの流行でネットに蔓延る噂やフェイクニュースWHO(世界保健機関)が警鐘!新型コロナウイルスの流行でネットに蔓延る噂やフェイクニュース

日テレNEWS24

参考 データとグラフで見る新型コロナウイルス日テレNEWS24

日テレNEWS24でも、独自にWHO(世界保健機関)などからデータを集めてCOVID-19の情報を公開しています。情報は厚生労働省に比べると限定的であるものの、特に国内外の感染者数や推移といったグラフ系は直感的でかなり見やすいですね。

またCOVID-19に関するお役立ち情報や専門家・医師などの見解をまとめたコラムも盛りだくさんですので、ネットの掲示板やSNSで個人発信されている情報より先にこちらをご覧になる方がよろしいかと。

  • COVID-19の国内・世界の感染状況
  • COVID-19に関する信頼できる情報源への外部リンク
  • COVID-19に関するお役だち情報、医師・専門家らの見解をまとめたコラム

世界各国の新型コロナ感染状況がリアルタイムで分かる2つのウェブサイト

続いては世界各国のCOVID-19感染状況をリアルタイムで追いかけるのに有益な情報源です。以下2つのサイトは、どこよりもリアルタイムで感染者数・死亡者数などが反映されています。

ジョンズ・ホプキンズ大学

参考 Coronavirus COVID-19 Global Cases by the Center for Systems Science and Engineering (CSSE) at Johns Hopkins University (JHU)Johns Hopkins University Medicine

ニュースでもよく引用されている「ジョンズ・ホプキンズ大学」が提供しているデータベースです。リアルタイムで世界的なCOVID-19の感染状況が分かるので、世界の今の状況をザックリと把握するのに最適です。

世界地図に赤いマークで感染者の分布が載っていて、非常に見た目のインパクトが強いインターフェイスですね。

the baselab(ザ・ベースラボ)

参考 COVID-19_virusthe baselab

こちらも世界的なCOVID-19の感染状況をリアルタイムで教えてくれます。プラスで世界的な近況も逐一アップデートされていたり、グラフも色々な種類があって見やすいです。

個人的にはスマホ表示での見やすさも込みで考えればベースラボさんのサイトの方が便利かなと思います。上記ジョンズ・ホプキンズ大学のデータとセットで見ればまず間違いないかと。

まとめ

赤羽(Akabane)

COVID-19に関する良い情報源は他にも挙げればもっとありますが、とりあえず上記をこまめにチェックしておけば間違いないかと思います。国内外のアップデートされた情報の確認と感染者推移のリアルタイム追跡をしておけば、事態がどこまで深刻なのか?が客観的に分かりますし、万が一に備えてより正しい行動がとれるようになります。疑心暗鬼にならずに、皆で力を合わせてより正しい情報の拡散を心がけたいですね。

関連記事はこちらもどうぞ

新型コロナウイルスは乳幼児でも感染すると重篤化する危険性が高いことが判明。新型コロナウイルスは乳幼児でも感染すると重篤化する危険性が高いことが判明。WHO(世界保健機関)が警鐘!新型コロナウイルスの流行でネットに蔓延る噂やフェイクニュースWHO(世界保健機関)が警鐘!新型コロナウイルスの流行でネットに蔓延る噂やフェイクニュースCOVID-19コロナウイルスの感染予防のために本当にすべき8つの対策とは?【WHO(世界保健機関)が推奨】新型コロナウイルスの陰謀論を真っ向から否定する論文が医学雑誌「Lancet(ランセット)」から発表される新型コロナウイルスの陰謀論を真っ向から否定する論文が医学雑誌「Lancet(ランセット)」から発表される

参考文献&引用

#1 厚生労働省『新型コロナウイルス感染症について』2020年4月4日アクセス。

#2 World Health Organization. Coronavirus disease (COVID-19) Pandemic. accessed on 4th Apr 2020.

#3 日テレNEWS24『データとグラフで見る新型コロナウイルス』2020年4月4日アクセス。

#4 Johns Hopkins University Medicine. Coronavirus COVID-19 Global Cases by the Center for Systems Science and Engineering (CSSE) at Johns Hopkins University (JHU). accessed on 4th Apr 2020.

#5 the baselab. COVID-19_virus. accessed on 4th Apr 2020.