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相手に「Yes」と言わせる確率を2倍上げる魔法の一言「BYAF」とは?

2018年12月27日人生を強かに賢く生きるテクニック

 “魔法の言葉”を交渉や頼み事の最後にスッと置くだけ

YES! と言わせる魔法の言葉 心理学 論文 イエスバット法 
geralt / Pixabay

生きていると、誰しも他人に頼み事をする機会というのはあるもの。そして出来れば頼み事は断られたくないもの。もし頼み事の成功率を上げたい!というのであれば、こんなテクニックを使ってみてはいかがでしょう?

今回参考にするのは、西イリノイ大学のメタ分析(信頼性の高い研究方法)の研究(#1)でして、会議や交渉で最後に“ある言葉”を付けくわえるだけで相手が「Yes」と答える確率が2倍になることがわかったようです。その“ある言葉”というのがこれです。
 

あなたの自由ですが。(But you are free)

 
たったこれだけです。拍子抜けでしょうが、これは信頼性の高い研究で実証済みですので、チラッと日常で使ってみても良いかと思います。例えば..

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赤羽(Akabane)

あ、ちょっと今日財布忘れてきちゃった..もしお金余分に持ってたら貸してほしい!きつかったらしょうがないしそこは任せる!

みたいな様子。「いやいや、回りくどいな、ストレートに言えよ!」と思われるでしょうが、科学的にはこれがベターなのだから仕方ありません。

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赤羽(Akabane)

おい、金貸せや!

これよりは幾分マシでしょうね。
 


価格満足度No1

 

メタ分析の内容(気になる人はどうぞ)

統計学 論文 研究 エビデンス

一応今回参考にした研究の内容も共有しておきます。「研究の内容が気になってたんだよ!」なんて方はレアでしょうが、念のため。
 

  • 13の関連論文、フランスが主、2つルーマニア、2つロシア、1つコートジボワール
  • 総参加者数は23790人
  • 頼み事のしかたは「BYAF」がメイン、「強制ではないですが(You are not obliged)」「あなたの望むように(You may do as you wish)」といったフレーズもあった
  • 頼み事の内容は3つの尺度で比較された
  1. 向社会的なもの(募金、チャリティ)
  2. 利己的なもの(お金くれ!)
  3. 依頼受ける側の為になる申し出(アクティビティへの参加など)

 
頼み事の中身で比較しているところは面白いですね。一つ一つの引用研究の質もいいですし、参加者数も十分です。結果は次のようになったそうです。
 

  • 「BYAF」グループは直接お願いするだけのグループより2倍も相手の「Yes」を引き出した
  • 直接顔を合わせない頼み事の場合、「BYAF」の効果は弱まった
  • 向社会的な頼み事と利己的な頼み事の両方で「BYAF」の十分な効果が得られた

 

改めて見ると絶大な効果ですね。ちなみに、頼み事の内容は特に制限なしで「お金貸して!」から「募金よろしくお願いします!」まで幅広く対応できるようです。

そしてもうひとつ、顔合わせ(face-to-face)でないと「BYAF」の効果が弱まる点、これは受け手側が感じる「自由選択の幅」が違うからだと考えられています。LINEでお願いされるよりも面と向かって頼み事をされるほうがこちらの自由選択の余地は狭く感じますからね。まとめると、BYAF法を使う上で大切なことは次のコトでしょう。
 

相手が「No」と言える自由が確保されること

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赤羽(Akabane)

これを踏まえて自分なりの「BYAF」を生み出してみましょう!相手から良い返事が聞けるようになるでしょう。

 

 

参考文献&引用

# Christopher J. Carpenter”A Meta-Analysis of the Effectiveness of the “But You Are Free” Compliance-Gaining Technique“,Communication Studies,Vol. 64, No. 1,pp6–17,2013.