マインドフルネスで孤独感を和らげて人との繋がりを増やすには「あれ」と「あれ」の組み合わせが肝心

2019年3月28日マインドフルネス, 健全な人間関係を築く, 考察編

孤独は非常に体に悪い!はもはや科学的に定説

孤独な少女
cocoparisienne / Pixabay

当ブログでは何度も登場している「孤独」というキーワード。一見関係なさそうですが、孤独もアンチエイジングの大敵です。例えば2018年にもかなり大規模なメタ分析が発表されておりまして、孤独が総死亡リスクを22%も高めた!なんていう恐ろしい結果が出ているんですね。

 

マインドフルネスで孤独を解決するには“あの二つ”の組み合わせが必須

孤独がいかに健康によろしくないかを噛み締めた上で、「じゃあどうやって孤独から抜け出せばいいの?」という疑問が浮かびます。今回はこの疑問を解決するのに一助となる情報を共有。これは2019年にピッツバーグ大学が発表したRCT研究(#1)でして、「マインドフルネスの特訓が孤独感や人とのつながりを改善してくれるのか?」を調べた実験をしてくれています。まず概要はザっと以下の通り。
 

  • 153名の成人を対象に以下のグループに分ける
  • 14日間、一日20分スマートフォンを使ってグループごとにやることを行う
  • 実験期間の前後3日目で孤独や人とのつながりを測定
グループ分け
 

つまりマインドフルネスが一般的なコーピングテクと比べて孤独に効くのか?そして効くとしたらどんなトレーニングを積めばいいのか?まで調べてくれているんですね。そして結果はこんな感じになりました。

 

  • マインドフルネス1グループで他グループと比べて毎日の孤独感が22%減少した(d=0.44, P=0.0001)
  • 人との交流が一日につき2回増えた(d=0.47, P=0.001)
  • 一日に交流する人数が1人増えた(d=0.39, P=0.004)

 

ということで、どうやらマインドフルネスで孤独を和らげるには“受容”と“モニタリング”の組み合わせが欠かせないようです。

詳しくは以下記事で書いておりますが、この2つの要素はマインドフルネスの超重要ポイント。そして当実験の結果、改めて受容とモニタリングが非常に大切なんだ、と。

dummy
赤羽(Akabane)

まとめると、マインドフルネスを鍛えるならやはり“受容”と“モニタリング”の練習は欠かせないみたい。マインドフルネスの代表的なトレーニングは過去に紹介しておりますので気になる方は是非に。加えて孤独に効くテクニックについてもご参考までに。

 

参考文献&引用

#1 Lindsay EK, Young S, Brown KW, Smyth JM, Creswell JD,”Mindfulness training reduces loneliness and increases social contact in a randomized controlled trial.“,Proc Natl Acad Sci U S A. 2019 Feb 26;116(9):3488-3493.