全10問をたったの3分で性格がわかる!「ビッグ5性格診断」の超簡易版

2019年3月29日人生を上手に生き抜く技術, 人間心理, 考察編

科学的に信頼厚い性格診断「ビッグ5」

ビッグ5 科学 性格診断

当ブログでは“科学的に信頼の厚い性格診断”として「ビッグ5診断」を挙げております。詳しくはリンク先で説明していますが、簡単に言うと次の5つの要素によって人の性格を診ていくんですね。
 

  • 誠実性..真面目さ、勤勉さ
  • 神経症性..心配性、繊細さや不安傾向
  • 開放性..新しいこと、変化を受け入れる度量
  • 協調性..周囲への配慮や協力
  • 外向性..人間関係の構築やいわゆるコミュ力など

 
これらにまつわる質問を織り交ぜて、各要素のスコアで傾向を見ていくと。しかしコレ、本家のテストだと240問近くの問いに答えなければならず、30分くらいは平気でかかってしまうのが玉に瑕。忙しさを感じやすい現代人にとってはなかなか悩ましいんではないでしょうか。

といったところで前回は全30問で本家に劣らない正確さを持った簡易版を紹介しました。これで一気に30分からたったの5分へと時短です。「これならやってもいい!」と思えるかと。
 

 

「ビッグ5」の超簡易版『BFI-10』

しかし欲を言えば、サッとやってすぐに結果がわかるバージョンなぞがあれば理想的。といったところで、今回は飽くなき欲求を満たしてくれる最短のビッグ5診断を紹介します。これは2007年にカリフォルニア大学バークレー校の教授らが発表した簡易版(#1)でして、ザっと以下のような質問に答えるだけです。

5段階評価
全く当てはまらない→1点
あまり当てはまらない→2点
どちらとも言えない→3点
やや当てはまる→4点
とても当てはまる→5点
簡易版ビッグ5『BFI-10』
  1. 内向的な性格だと思う
  2. 一般的に誠実な方だと思う
  3. 怠惰になりがちだ
  4. 落ち着いていてストレス対処も上手くやれる
  5. 芸術に関して関心が薄い
  6. 外向的で社交性があるほうだ
  7. 他人の欠点を探してしまいがちだ
  8. 仕事をするなら徹底的にやる
  9. 緊張しやすいほうだ
  10. 前向きなイメージを持っている
評価方法
※各質問番号の点数を次のように計算する
外向性=6-1
協調性=7-2
誠実性=8-3
神経症性=9-4
開放性=10-5

 
なんとたったこれだけ。そして各要素の数値を出してからは、基準としてデータベースから7533人の平均値を割り出した研究(#2)を参考にしましょう。

BFI-10の平均値
  1. 内向的な性格だと思う..3.24
  2. 一般的に誠実な方だと思う..3.73
  3. 怠惰になりがちだ..4.02
  4. 落ち着いていてストレス対処も上手くやれる..2.36
  5. 芸術に関して関心が薄い..3.11
  6. 外向的で社交性があるほうだ..4.06
  7. 他人の欠点を探してしまいがちだ..3.12
  8. 仕事をするなら徹底的にやる..4.30
  9. 緊張しやすいほうだ..2.99
  10. 前向きなイメージを持っている..3.52
 

 

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赤羽(Akabane)

いかがでしたか?たった10問を3分で自分の性格がある程度わかるならやらない手はありませんね。おまけに統計的な基準値が出ていたり、44問バージョンのものと正確性に差がほぼなかったりと充実した感じになっております。性格を知ることは、冒険系ゲームでいうとダンジョンの地図を手に入れるようなもの。つまり人生を上手に攻略するのに必要不可欠なわけですね。非常に大事な過程なので是非に一度お試しあれ。

参考文献&引用

#1 Beatrice Rammstedt,Oliver P.John,”Measuring personality in one minute or less: A 10-item short version of the Big Five Inventory in English and German“,Journal of Research in Personality,Volume 41, Issue 1, February 2007, Pages 203-212.

#2 Anik´o Lovik, Geert Verbeke, Geert Molenberghs,”BFI-10: A very short personality test to measure the Big Five factors“,October 2016.