【喫煙者閲覧注意!】タバコを吸っていると時給500円分も収入が落ちる?!

2019年4月27日タバコ

タバコの健康被害の数々…

喫煙
geralt / Pixabay

タバコといえば、当ブログではアンチエイジングのために真っ先に断つものとして挙げております。というのもタバコには、
 

  • 10種類以上のがんのリスクを高める
  • 糖尿病発症リスクを高める
  • 白内障のリスクを高める

 
このような健康被害があるから。更に一日たった一本吸うだけでもヘビースモーカーと大差ないくらい心臓疾患リスクが高まったりして、ちょっと吸うだけでも悪影響になりかねないんですね。

喫煙者は時給が低くなった・・?

タバコ 喫煙者 時給 収入 低下

とこれだけでも、すでにタバコには百害あって一利なしなんですが、そこへ更に追い打ちをかける報告が。2016年に発表された研究(#1)によると、喫煙者は非喫煙者よりも再雇用で手に職つける割合が低く、時給も500円位下がってしまったようです。何とも切ない話ですが、研究の概要を見ていきましょう。
 

  • 2013~2015年の間でサンフランシスコの雇用サービスをもとに行われた
  • 参加者は217人の被雇用者(喫煙:109人/非喫煙:108人、平均48歳)
  • 仕事以外の時間、年齢、学歴、人種や健康ステータスなど要素も調整

 
こうして12か月後まで参加者らの行く末を見届けたそう。タバコ以外の他要素もちゃんと調整しているのが良きですね。すると結果は、

 

  • 非喫煙者のほうが期間中に再雇用を勝ち取っていた(非喫煙:60/108人,喫煙:29/109人)
  • 非喫煙者のほうが24%も職に就きやすかった
  • おまけに時給は非喫煙者のほうが約5ドル(日本円500円相当)高かった(非喫煙:15.10ドル,喫煙:10.54ドル)

 

なかなか顕著に差が出ました。喫煙者は軒並み再雇用の機会に恵まれず、時給も低くなってしまいました。原因は不明ですが、1998年のイギリスで行われた大規模な観察研究(#2)で答えの手がかりになりそうな報告が上がっています。この研究は英国人2887人を対象にしており、16~33歳における失業がタバコや酒などとどの位関連しているかを調査しています。すると面白い結果に。

 

  • 三年以上の失業期間で、喫煙をする割合が約2倍に跳ね上がった(他にも問題のある酒の飲み方をする割合なんかも2倍近く高まった)

 

どうにも失業そのものがメンタルとフィジカルに悪影響な感じがしますね。やはり社会的な疎外感からメンタルが落ち込んだり、その結果としてタバコや酒に逃げるといった構図がしっくりくる様子。因果関係確定!とは言えませんが、いずれにしてもタバコを吸うメリットはありませんので、喫煙は控えましょう。

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赤羽(Akabane)

生涯無煙宣言!(副流煙…)

 

参考文献&引用

#1 Judith J. Prochaska,Anne K. Michalek,Catherine Brown-Johnson,”Likelihood of Unemployed Smokers vs Nonsmokers Attaining Reemployment in a One-Year Observational Study“,JAMA Intern Med. 2016;176(5):662-670.

#2 SCOTT M. MONTGOMERY,DEREK G. COOK,MEL J. BARTLEY,MICHAEL E.J. WADSWORTH,”Unemployment, cigarette smoking, alcohol consumption and body weight in young British men“,European Journal of Public Health, Volume 8, Issue 1, 1 March 1998, Pages 21–27.