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タバコの喫煙で加齢とともに白内障のリスクが高まる!

2018年8月25日タバコの健康&経済的被害

 

目の病気、白内障とは

白内障と白内障手術から引用します。

白内障とは、眼の中のレンズの役割をする水晶体が濁ってしまう病気です。
白内障は、加齢に伴って発生する場合が最も一般的で、早ければ40歳から発症し、80歳を超えるとほとんどの人が何等かの白内障の状態にあるといわれています。

白内障は、放置さえしなければ基本的には失明する病気ではありません。
しかし一度発症すると、薬では治りません。薬剤は、白内障が発生する前に予防をするか、発症した初期に抑制することが出来ますが、最終的には手術をする以外の方法はありません。

白内障は、進行しても基本的に痛みがありません
白内障の初期の段階ではあまり自覚症状がない場合が多く、気が付きにくい病気です。進行した場合は、視界が暗くなったり、白っぽく霞んで見えたり、眩しく見える場合があります。

眼は通常二つありますので、片方の眼が少し見えにくくても、もう片方の眼が問題が無ければ、生活は出来てしまいます。そのため、日常生活に支障が出ないとなかなか眼科の受診に至りにくく、特に加齢性の白内障は徐々に進行するため、気が付いたときには手術以外の方法が選べなくなっている場合が多くあります。

白内障 基礎知識 原因 症状
ウェブサイト「白内障と白内障手術」より引用

痛みがなくて片目だけだったりすると気づきにくい、そして気づいた時には失明なんてこともあり得ます。少しでも心当たりがあれば診てもらったほうがいいですね。

 

 

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タバコで失明の恐れがある白内障のリスクが高まる

Comfreak / Pixabay

2012年に発表されたメタ分析(#1)によると、喫煙が長いほど加齢とともに白内障の発症リスクが高まることが分かりました。研究の概要は以下の通りです。

  • 12の前向きコホート研究と8のケースコントロール研究を選出
  • 前向きコホート研究の総参加者数は216468人
  • 北アメリカ、ヨーロッパがメイン、アジアやオーストラリア、アフリカの研究も
  • 前向きコホート研究の追跡期間は3~16年間
  • 参加者の喫煙ステータスと白内障発症の関係を調査
  • 各研究で年齢、性別、BMI、血圧、喫煙本数、運動習慣などの要素は調整

大規模なコホート研究で白内障とタバコの傾向を見出して、ケースコントロール研究で疫学的に白内障と色んな要因の関係を見ていこうという流れですね。結果は次のようになりました。

 

  • 喫煙で加齢とともに起こる白内障のリスクが高まった
  • 調査時に喫煙していた人のほうが喫煙歴アリの非喫煙者よりも白内障リスクは高かった
  • 禁煙の期間が長い程白内障リスクも低下していった(非喫煙者には及ばない)

 

白内障は加齢とともに多くの人が発症するみたいですが、タバコをずっと吸っているとそのリスクがもっと高くなることがわかりました。症状が分かりづらくほったらかしにしちゃうケースも多いらしく、気づいた時には手遅れなんてことも。目が見えなくなると日常生活に相当な支障が出るのでリスクはなるべく低くしておきたいところです。

タバコは控えて失明(白内障)のリスクをなるべく下げましょう

 

 

参考文献&引用

#1 Juan Ye,Jinjing He,Changjun Wang,Han Wu,Xin Shi,Huina Zhang,Jiajun Xie,Sang Yeul Lee”Smoking and Risk of Age-Related Cataract: A Meta-Analysis“,Investigative Ophthalmology & Visual Science,Vol.53,pp3885-3895.2012.

# 白内障と白内障手術「白内障の基礎知識」
http://www.asahi-net.or.jp/~pd2k-nim/basic/「2018年3月27日アクセス」

# Wikipedia「症例対照研究」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%97%87%E4%BE%8B%E5%AF%BE%E7%85%A7%E7%A0%94%E7%A9%B6「2018年3月27日アクセス」

# 前向き研究・後ろ向き研究
http://canscreen.ncc.go.jp/yougo/47.html「2018年3月27日アクセス」