たった3問であなたが孤独かどうかわかる「孤独診断テスト」

赤羽(Akabane)

今回は「自分は孤独なのか？が客観的に3問でわかるテスト」についてのお話です。

「孤独かどうかなんてどうでもいいじゃん？」と思われるかもしれません。ですが近年では、早死にリスクを高める！という信頼性の高いメタ分析(#1)も出ていたり、なにかと体に悪いことがわかってきています。

「自分は大丈夫だろうか？」と思われた方は、これから紹介するたった3問のテストをやってみてもいいかもしれません。

これは2019年に名古屋大学が発表した研究(#2)で登場するテストで、孤独かどうか？を診断する最短ツールとして既に定評のあった「The Three-Item Loneliness Scale」というものを日本語に訳したものです。

当然、翻訳の過程で微妙なニュアンスの違いが生まれたりするので、この手のテストは言語ごとに有効性をいちいち確認する必要があるんですね。ちなみにこのテストは英語版と比べても有効性が確認されています。

では早速、回答の方法と問題を見ていきましょう。

採点方法

孤独診断テスト

問題は以上です。今回の研究で若者~高齢者まで1500人近く集めた調査によると、スコアの合計点の平均は5.72点だったようです。合計点は3~9点の間なので、丁度真ん中あたりですね。平均を超えていたら「孤独感が強い」と言えそうです。

ちなみに孤独感の傾向としては、10代は30代以上に比べると高かったようです。性別では特に違いは見られなくて、独り身は結婚している人や同棲しているパートナーが居る人よりも孤独感が高かったみたい。この辺りはなんとなくわかる話ですね。

赤羽(Akabane)

孤独はタバコや肥満に並ぶくらい体に悪い！なんて言われていたりするんで、孤独感が高かった方は早急に対策していきましょう。具体的には、ひとまず以下が参考になるかもしれません。

参考文献&引用

#1 Rico-Uribe LA, Caballero FF, Martín-María N, Cabello M, Ayuso-Mateos JL, Miret M. Association of loneliness with all-cause mortality: A meta-analysis.. PLoS One. 2018 Jan 4;13(1).