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喫煙者には「アレ」が強い性格の人が多いらしい。

タバコ たばこ

赤羽(Akabane)

今回は喫煙者に多い「あの性格」についてのお話です。

喫煙者には「アレ」が強い性格の人が多いらしい。

当サイトでもタバコや喫煙について取り上げることが多いですが、そもそもタバコを吸い始めてしまう人にはどんな特徴があるのでしょう?

一昔前は「たばこ=カッコいい」というイメージが今よりも強くて、ただ単にイケてるから!と吸い始める傾向があったのかもしれないですが、どうやらこの辺りには性格特性が少なからず関係していそうな予感。

というわけで、この記事では喫煙者に多い性格特性について調べたデータを見てみましょう。

タバコを吸いがちな人によくある性格はアレ!

参考になるのが2015年のアメリカのデータベースを駆使した研究(#1)で、1995~2006年のおよそ10年間で2101人を追跡したアメリカの大きなデータセットを基に、以下の項目を調査したアンケートに答えてもらったんですね。

  • タバコを吸ったことがあるか
  • アンケート調査時点で吸っているか
  • 喫煙の習慣

こうした質問を1995~1996年時点と、2004~2006年時点の2度にわたってしたようです。更に当サイトでもおなじみの「ビッグ5性格診断テスト」のタイプに照らして、喫煙と性格にどんな関係があるか?を調べました。

すると結果はこんな感じになりました。

結果
  • ビッグ5の「神経症性」「開放性」と「タバコを吸ったことがある」に高い相関関係があった
  • 逆に「誠実性」が高い人はタバコ経験が無い傾向にあった
  • 喫煙が習慣化してしまうリスク、10年以上吸い続けてる率は「神経症性」とのみ高い相関があった

まとめると、ビッグ5の「神経症性」が高めな人はタバコを吸いがちでしかも長期にわたった吸い続ける傾向にありました。考えられる要因としては、「神経症性」は心配事やストレスを抱えやすい、というのがもっともらしいです。ストレスを溜めやすい分、たばこをそのはけ口にしてしまうということですね。

一方で「誠実性」は喫煙と逆の相関(タバコとより無縁だった)が見られました。これは前に紹介したとおり、「『誠実性』が高いと不健康な習慣に手をつけにくく、余計なストレスも感じない傾向にある」からだと考えられます。

ちなみに今回のような傾向は他の研究でも見られていて、例えばこんな感じです。

  • 2007年のメタ分析(#2)では、「外向性」と「神経症性」が高いとタバコを吸いがち!との結論が出ていた
  • 2006年のメタ分析(#3)では、「低い『誠実性』と『協調性』、高い『神経症性』は喫煙のリスクと相関があった!」との結果になったいた

赤羽(Akabane)

結論、現時点で断定できることは「タバコと『神経症性』には高い相関があった!」くらいでしょうか。いかんせん他の要素については結果がまちまちですし、断言まではまだできないかと。ちなみにご自身のビッグ5が知りたい方は「たった5分で細かく分析できる!ビッグ5診断の簡易版」「たった3分10問に答えるだけ!ビッグ5テスト超簡易版」あたりをやってザックリした傾向をつかんでおくとよろしいかと。

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参考文献&引用

#1 Zvolensky MJ, Taha F, Bono A, Goodwin RD,”Big five personality factors and cigarette smoking: A 10-year study among US adults“,J Psychiatr Res. 2015 Apr;63:91-6.

#2 Marcus R Munafò,Jessica I Zetteler,Taane G Clark,”Personality and smoking status: A meta-analysis“,Nicotine & Tobacco Research 9(3):405-13 · April 2007.

#3 John M Malouff,Einar B Thorsteinsson,Nicola S Schutte,”The five-factor model of personality and smoking: A meta-analysis“,Journal of Drug Education 36(1):47-58 · February 2006.