発がん性物質「アクリルアミド」はコーヒーを止めるべき理由になるのか?

2019年6月9日その他食品, 栄養成分、物質, 考察編

コーヒーの発がん性物質問題

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当ブログでは健康食品としてコーヒーを勧めております。というのも二型糖尿病や様々ながんのリスクをはじめ、あらゆる慢性病に効くことが分かっているからなんですね。

ただ、近年よく言われるのが「コーヒーには発がん性物質が入ってるから危険じゃないか?」という主張。これはコーヒーに含まれる「アクリルアミド」という物質のことでして、当ブログでも前回バッチリ触れております。

ザックリ結論を言うと、コーヒーにアクリルアミドは入っていたんだけど、その量がごくわずかだったのと、実際に発がんリスクはなさそうでした。それを言うならポテチのほうが何十倍も含まれていて、こちらを気にした方がいいんでは?と思われます。

食品成分表示に革命を起こす「クリーンラベルプロジェクト」のアクリルアミド調査

コーヒー 健康 発がん性物質

といったところ、今回はコーヒーとアクリルアミドにまつわる新しい調査結果が出ていたので共有。これは『クリーンラベルプロジェクト』というNPO機関が行った調査(#1)で、アメリカで有名なコーヒーブランド9社の商品を調査したもの。結論から言いますと、

 

  • コーヒーのアクリルアミドはやっぱり恐るに足らず!

 

という感じです。実際のデータを並べてみますと、
 

  • 1カップのコーヒーに含まれるアクリルアミドは平均1.77㎍だった
  • ファストフードトップシェアのフレンチフライには一食平均75.65㎍含まれていた
  • この量に達するには43杯ものコーヒーを飲まなければならない

 
コーヒーは明らかに問題はなさそう。更にこの数値は前回紹介した日本の農林水産省のデータとも近いものでして、コーヒーは大丈夫だという根拠がまた一つ増えたことになります。(詳しくは上で紹介したリンクをご参照のこと)

結びに、クリーンラベルプロジェクトのディレクター、ジャッキー氏はこう述べています。

消費者は人気の食品に含まれる高レベルのアクリルアミドに気を付けなければならないが、コーヒーはその対象ではない。心配すべきはフレンチフライやポテトチップス、クラッカー、クッキー、シリアルや幼児・子ども向けのスナックなどだ。当ラボでも抽出コーヒーの人気のブランド9社のコーヒーを調査したが、確認が難しいレベルのアクリルアミドしか含まれていなかった。この量は他カテゴリの食品と比べるとちっぽけなものである。[筆者訳]

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赤羽(Akabane)

ということでコーヒーは発がん性物質の観点からは安全そう。ただし以下で触れているように、妊婦さんや子どもさんは控えたほうがよろしいかと。

 

参考文献&引用

#1 Clean Label Project,”Acrylamide Found in Brewed Coffee Analyzed”,accessed on 7th Apr 2019.
https://www.cleanlabelproject.org/acrylamide-found-brewed-coffee-analyzed/