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発がん性物質「アクリルアミド」はコーヒーを止めるべき理由になるのか?

コーヒー 健康 発がん性物質

赤羽(Akabane)

今回は「コーヒーの発がん性物質『アクリルアミド』」問題についてのお話です。

発がん性物質「アクリルアミド」はコーヒーを止めるべき理由になるのか?

まずはこの問題の議論や中身についてザっとおさらいしておきましょう。

コーヒーの発がん性物質「アクリルアミド」問題

近年よく言われている主張として「コーヒーには発がん性物質が入ってるから危険じゃないか?」というものがあります。これはコーヒーに含まれる「アクリルアミド」という物質のことで、当サイトでも過去に触れました。

でザックリ結論を言うと、コーヒーにアクリルアミドは入っていたんだけど、その量がごくわずかだったのと、実際に発がんリスクはなさそうでした。それを言うならポテチのほうが何十倍も含まれていて、こちらを気にした方がいいんでは?と思われます。

詳しくは以下で触れていますので、一旦先へ進みます。

コーヒーやポテチの発がん性物質「アクリルアミド」の危険性はどこまで気にするべき?

食品成分表示に革命を起こす「クリーンラベルプロジェクト」のアクリルアミド調査

ではここから本題へ。今回参考になるのは『クリーンラベルプロジェクト』というNPO機関が行った調査(#1)で、アメリカで有名なコーヒーブランド9社の商品を調査したもの。

そして結論から言ってしまうと、

  • コーヒーのアクリルアミドはやっぱり恐るに足らず!

という感じの結果でした。実際の調査データを並べてみると、

結果
  • 1カップのコーヒーに含まれるアクリルアミドは平均1.77㎍だった
  • ファストフードトップシェアのフレンチフライには一食平均75.65㎍含まれていた
  • この量に達するには43杯ものコーヒーを飲まなければならない

コーヒーは明らかに問題はなさそう。更にこの数値は前回紹介した日本の農林水産省のデータとも近いものでして、コーヒーは大丈夫だという根拠がまた一つ増えたことになります。(詳しくは上で紹介したリンクをご参照のこと)

結びに、クリーンラベルプロジェクトのディレクター、ジャッキー氏はこう述べています。

消費者は人気の食品に含まれる高レベルのアクリルアミドに気を付けなければならないが、コーヒーはその対象ではない。心配すべきはフレンチフライやポテトチップス、クラッカー、クッキー、シリアルや幼児・子ども向けのスナックなどだ。当ラボでも抽出コーヒーの人気のブランド9社のコーヒーを調査したが、確認が難しいレベルのアクリルアミドしか含まれていなかった。この量は他カテゴリの食品と比べるとちっぽけなものである。[筆者訳]

赤羽(Akabane)

ということでコーヒーは発がん性物質の観点からは安全そう。ただし以下で触れているように、妊婦さんや子どもさんは控えたほうがよろしいかと。

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参考文献&引用

#1 Clean Label Project,”Acrylamide Found in Brewed Coffee Analyzed”,accessed on 7th Apr 2019.
https://www.cleanlabelproject.org/acrylamide-found-brewed-coffee-analyzed/